黒染めで髪を黒に戻さないほうが良いって本当?黒染めがNGな理由と対策
大学生は9月中旬ぐらいに夏休みが終わることが多いです。夏休み中ははしゃいで髪を明るくしていたけれど、大学が始まったら黒髪に戻したくなった、という人も多いです。就活や転職など、色々な関係で、髪の色を黒く戻したい場面というのはあります。
こういったときに、迷わず黒染めをする、という人がかなりいます。しかし、黒染めは、髪に対する影響が極めて大きいです。
迷わず黒染めをするのではなくて、まずはここで足を止めて、本当に黒染めをしていいのか、考えるようにしましょう。
1. 黒染めの髪への影響
黒染めの髪に対する影響として代表的なのが、「髪が黒くなりすぎる」のと、「その後のヘアカラーが入りにくくなる」の2点です。
1-1. 髪が黒くなりすぎる
日本人の髪色は、大半が黒です。しかし、純粋な黒ではありません。他の色味も加わっています。しかし、市販されている黒染めは、それこそ純粋な黒です。日本人が有しているような他の色も混ざった黒とは異なります。そのため、いざ黒染めをしてみると、黒すぎるという欠点があります。
1-2. 次のカラーが入りにくくなる
黒染めをすると、その色素の影響で、次のカラーが入りにくくなります。カラーを綺麗に入れるためには、いったんブリーチをする必要があります。そうなると、髪への影響は甚大です。ずっと黒ではなくて、一定期間過ぎたら再びカラーを入れたい、といったような場合には、注意が必要です。
2. 黒染めせずに髪を黒くする方法
上記のように、黒染めにはデメリットがあります。そこで、黒染めではなくて、違うカラーでなるべく黒に近づける、というのが良い方法です。具体的には、暗いアッシュカラーに染めます。このようなダークアッシュは、普通に黒髪に見えます。さらに黒染めの黒と違って、透明感があります。より元の黒髪に近い髪色が再現されます。
アッシュに染めていれば、その後にカラーを変えたいといったときも、比較的に入りやすいです。髪へのダメージや、より自然な仕上がりを考えても、黒染めではなくて、暗いアッシュに染めるのがおすすめです。