なんで私だけ?枝毛ができやすい女性と対策
きちんと髪のお手入れをしているつもりでも、毛先をみると髪の先が枝分かれる「枝毛」が増えてしまうことがあります。
枝毛が増えると髪のまとまり感がなくなり髪全体がパサパサ艶のない髪になってしまいがちです。
そもそも枝毛ができやすい女性もいれば、枝毛がほんとできない女性もいますよね。
どんな違いがあるのか?また枝毛ができにくくするための対策はあるのでしょうか。
◆枝毛ができる原因とは?
人間の髪の毛は大きく分けて3つの層から成り立っています。その髪の中心にあるのがメデュラと呼ばれる部分になります。
そのメデュラにはその周囲をコルテックスが覆い、キューティクルが包み込んでいます。
髪の質を決めるのはコルテックスの部分になり髪の毛の85%~90%を占めています。
髪の毛の太さや色などを決めているのもコルテックスになります。
キューティクルはとても頑丈なものになりますが、外的なダメージによって剥がれてしまうことがあります。
その結果髪の毛の中にあるタンパク質が流れ出てしまい、髪のダメージの原因になるのです。
水分を保持することができないので髪がパサパサになります。
タンパク質の性質上、縦に避けやすい性質があり枝毛ができてしまうのです。
枝毛と勘違いされやすい切れ毛は髪が途中で切れてしまうものになり、枝毛とは違います。
また枝毛はもともと髪が細くて柔らかい人に多いと言われています。
もともとキューティクルが薄いので髪のダメージを受けやすいのです。
◆枝毛の対策は?
一度枝毛になってしまうとどんなにお手入れしても元に戻ることがありません。
枝毛の部分は、見た目ではわかりにくいのですが枝毛の上部にまでダメージが進んでしまっています。
そのため毛先を中心に5cm程度切ってしまったほうが、枝毛を防止することに繋がります。
また美容室のトリートメントでコルテックス部分にタンパク質を補ってあげることも大切です。
日頃から髪の毛にしっかりと栄養を補給してあげることで、枝毛ができにくくダメージを受けにくい髪にすることができるのです。
気になっても枝毛の先を割いてしまうとより髪のダメージを進める原因になってしまいます。
枝毛で悩んでいる女性は多いものです。
特に軟毛で柔らかい髪の女性は日頃からしっかりと保湿してダメージがおきないように補ってあげることが大切なのです。
枝毛はできるだけ作らないようにしてあげること、美しい髪の為にはこまめなお手入れが重要です。