冬なのに頭皮がにおう…その原因と対策は?
冬なのに頭皮のにおいが気になる…そう感じている女性は意外と多いのではないでしょうか。時には夏以上に冬の方が頭皮のにおいを強く感じてしまう場合があります。
毎日シャンプーして頭皮や髪を洗っているはずなのに、どうして冬のほうが頭皮がにおってしまうことがあるのでしょうか。
■冬に頭皮のにおいが気になる原因は?
冬に気になる頭皮のにおいは夏と違うと感じませんか。冬の場合は主に“脂”が原因となるものです。冬になると空気が乾燥するので皮膚を乾燥させないように、いつもよりも皮脂を過剰に分泌させます。
それなのに頭皮をしっかりと洗えていなかったり、頭皮に余計な皮脂が残ってしまうとにおいの原因になってしまいます。特に冬は夏と比較すると汗を書きにくくなる分、毛穴の中に汚れが溜まってしまいやすくなります。
少しでも汗をかくと濃度の高い老廃物が排出されるようになりますので、汗のにおいが強いと感じる原因になります。冬は汗をかかないからと頭皮のお手入れがおざなりになってしまう人も多く、頭皮が臭う原因を作り出してしまっているのです。
また意外と知られていないのですが、頭皮だけでなく髪もにおいやすくなるのが冬だと言われています。空気の乾燥によってキューティクルに傷がつくと髪自体がにおいやすくなります。髪の性質上、空気中のにおいを吸収しやすいようにできています。頭皮のにおいを吸い込んでしまうので、髪からも脂っぽいにおいがしてしまうのです。
■冬に気になる頭皮のにおい対策とは?
頭皮のにおいが気になる時に改善して欲しいことは、皮脂の分泌を正常に戻してあげること、古い角質を取り除き頭皮に増えてしまった雑菌を減らす必要があります。
(1) 自然乾燥は絶対にNG
髪のダメージの原因になるのは自然乾燥が1番だと言われています。頭皮の雑菌の繁殖にも繋がりますので、入浴後に出来るだけ早くドライヤーを使い頭皮から乾かすようにしてください。髪の毛から乾かしてしまうと余計にドライヤーにかける時間が長くなり、逆効果になります。
(2) 地肌を洗う
頭皮に負担にかからないように洗浄力の弱いシャンプーを使い、指の腹で頭皮をしっかりと洗うようにしてください。シャンプーをしているつもりでも頭皮が洗えていないことは意外と多いので、頭皮がにおう原因になります。
冬なのに頭皮がにおう時は、地肌を洗いしっかりと乾かすようにしてあげましょう。あなた以上にまわりの人に頭皮のにおいに気づかれているかもしれませんよ