髪のパサつき、抜け毛を改善！うるおい髪を保つエイジングケア方法

どうして髪がパサつきやすいのでしょう？それは、頭皮が乾燥しているからです。頭皮が乾燥する大きな原因に、皮脂不足が上げられます。

頭皮から分泌される皮脂は、毛髪の表面をコーティングする働きがあります。皮脂によるコーティングによって、髪の表面にあるキューティクルが剥がれるのを抑えます。そして、髪内部の水分やタンパク質が流失するのを防ぐのです。
 

しかし、年齢を重ねるごとに頭皮環境は変わっていき、皮脂と水分のバランスが崩れやすく、頭皮が乾燥しやすくなっていきます。30代後半くらいから、頭皮の皮脂分泌が低下し、乾燥やパサつきが目立つようになってしまいます。

２.   頭皮のターンオーバーが乱れているから

顔の皮膚と同じように、頭皮にも新陳代謝（ターンオーバー）が行われています。ターンオーバーの周期が正常であれば、新しい角質を生み出し、古い角質が自然と剥がれ落ちるという流れがスムーズに運びますが、年齢とともにターンオーバーの周期は長くなってしまいます。

その結果、頭皮の角質が厚くなってしまい、頭皮のうるおいは不足していきます。また、バリア機能も低下し、乾燥をはじめ、かゆみやフケが出やすい状態となってしまいます。新陳代謝の衰えによって頭皮に栄養が行きわたりにくくなり、毛根の働きが弱まり、抜け毛が目立つようにもなります。

３.   シャンプーの洗浄力成分が合っていないから

頭皮の乾燥には、使っているシャンプーとの相性が大いに影響します。なぜなら、自分の頭皮や毛髪に合っていない洗浄力のシャンプーだと、頭皮の皮脂を取り過ぎてしまうことがあるからです。
洗浄力が強い成分は、保湿のために必要な皮脂や保湿成分が洗い流されてしまい、頭皮が乾燥します。

頭皮が乾燥してしまうと、パサつきやうねりだけでなく、毛髪そのものの成長を妨げてしまう可能性があります。また、髪表面のキューティクルが剥がれやすくなり、さらに水分が蒸発しやすくなってしまいます。
パサつきや乾燥がひどい人は、洗浄成分が強いシャンプーを使っている可能性がありますので、洗浄成分に配慮しながらシャンプーを選ぶことが大事でしょう。

頭皮マッサージを行う

髪のパサつきやうねり、抜け毛予防には、頭皮マッサージの習慣を身につけることです。ストレスで硬くこわばった頭皮に、適度な圧をかけながらマッサージします。
マッサージによって頭皮の血行が促進されることによって、毛根にも栄養がいきわたり、頭皮のターンオーバーが促進され、丈夫な毛髪を育み、抜け毛防止にもなるでしょう。

マッサージをするなら、お風呂上りに。血行を促す成分の入ったスカルプローションを塗ってからマッサージしてみてください。皮環境が良くなり、髪のエイジングケアに役立ちます。

髪の乾かし方に気をつける

シャンプー後の乾かし方によって、髪のパサつきをひどくしてしまいます。シャンプーした後の自然に乾燥させる方法は、髪のパサつきを助長させてしまいます。また、毛髪が生乾きのまま寝てしまうのもNGです。
タオルドライをしっかりと行い、熱を与え過ぎないようにドライヤーで乾かすのが鉄則です。

タオルドライする際も、毛髪をゴシゴシとこすってしまうと、キューティクルを剥がしてしまうので気をつけて。ドライヤーの風も乾燥を招いてしまいますので、地肌に強く当たらないよう髪の毛をいたわりながらのケアを行いましょう。