毛髪のしくみを知って健やかで美しい髪になろう
艶やかでハリのある美しい髪をつくるには、まずは毛髪のしくみを理解することから始めましょう。
髪の毛はどうやって成長していくのか、何が原因で傷んでしまうのかを理解することによって、適切なヘアケアが分かってくるはず。それでは、解説していきます!
髪のヘアサイクルについて
美しい髪をつくるためにも、毛髪のしくみを知っておくことが大事です。
毛髪は頭皮で生まれつくられます。そして、髪の毛は顔の皮膚と同じようにターンオーバー(新陳代謝)によって、一定の周期で生まれては抜け落ちていきます。髪が生まれてから抜け落ちるまでの過程をヘアサイクルといいます。
毛根から生まれた髪は、
「初期成長期 ⇒ 成長期 ⇒ 後退期 ⇒ 休止期」
という一定の流れを繰り返しています。これがヘアサイクル(毛周期)です。
「成長期」は3~6年くらいで髪が伸びて太く成長する時期です。「退行期」は2~3週間くらいで毛髪細胞の分裂が停止し、毛髪が退行します。「休止期」は2~3ヶ月で細胞の活動が完全に停止。髪が抜けやすくなり、新しい毛が生まれる準備が始まります。
ヘアサイクルは、年齢が上がるにつれ「成長期」が短くなり、髪が太く長くなる前に退行していきます。40歳を過ぎると髪が細くなったり、抜け毛が出てきたり、ハリやコシがなくなっていくのはそのためです。
毛髪の構造について
では次に毛髪の構造についてです。髪の中でも、頭皮から出ている部分を「毛幹」といいます。頭皮に埋まっている部分が「毛根」です。毛根は、毛包という袋のような組織に包まれています。
髪の毛の根元をみると球のようにふくらんでいますが、ここが髪の毛が作られている部分。そこには毛母細胞や毛乳頭が存在しますが、髪をつくるために大事なところです。
頭皮に張りめぐらされた毛細血管から毛乳頭が栄養を受け取り、毛母細胞に送り込むことによって、髪の毛が成長します。
毛母細胞は毛乳頭の毛細血管から栄養を取り込み、たんぱく質を合成。「ケラチン」という角質を作ります。これが髪の毛です。
髪の毛が傷むとはどういうことか?
髪がパサついたり、枝毛ができたり、いつの間にか髪が傷んでしまうのは、どうしてでしょうか?
髪は外側から、「キューティクル」「コルティック」「メデュラ」の3つの層になってできています。
最も外側にある「キューティクル」は薄いウロコのような構造になっており、髪の内部を守っています。キューティクルとキューティクル同士をつなぎ合わせる「CMC(細胞膜複合体)」からできており、毛髪のツヤや手触り、硬さに影響します。
髪の毛の内部にあるコルティックスの主成分はたんぱく質です。コルティックスとコルティック同士を接着する「CMC」でできています。水分を保持し、髪の毛のコシやハリ、髪色、ツヤ感などに影響します。
パーマやカラー、紫外線などでキューティクルが剥がれてしまうと、コルティックスのたんぱく質や水分が抜けてしまいます。その結果、内部がスカスカな状態になってしまい、ツヤの低下、パサつき、枝毛などに繋がります。
このようにキューティクルが剥がれることや、髪内部に含まれている水分やたんぱく質が流れ出してしまうことにより、髪がパサついたり、ツヤやうるおい不足に繋がってしまうのです。
艶やかでハリのある髪にするには
艶やかでハリやコシのある髪に必要なのが、「髪の毛に十分な水分量があること」「髪内部に主成分であるたんぱく質が満たされていること」「髪表面のキューティクルが整っている」ことです。
髪にツヤ、ハリやコシ、弾力がなくなってきたのは、「水分」「たんぱく質」が足りなくなったり、「キューティクル」が破損してしまうからです。逆にいえば、きちんとしたヘアケアをしておくことでツヤ、コシや弾力に満ちた美しい髪を取り戻せるのです。
とにかく、髪の外側にあるキューティクルが剥がれしまわないことが大事!そして、キューティクルが剥がれないようにするためには、髪の扱い方を見直すことが大事になってきます。
<ゴシゴシ洗いはNG>
まず、髪表面の摩擦には気をつけて。ゴシゴシ洗い、乱暴なブラッシングは厳禁です。髪を洗う際は頭皮をマッサージするような感じで洗うことがポイントです。
<パーマやヘアカラーは頻繁に行わない>
また、パーマやヘアカラーを頻繁に行わないように。パーマやカラーの施術に使うアルカリ剤、還元剤の成分がキューティクルを傷ませます。パーマやヘアカラーを頻繁に行わないようにしましょう。ヘアカラーにおいては2か月くらいは間隔を開けた方が無難です。
<洗浄力の強いシャンプーは使わない>
そして、毎日のシャンプー選びにも気を付けましょう。洗浄力の強いシャンプーは、必要な皮脂まで取り過ぎてしまい、髪がきしんだり、パサついたりします。洗浄成分が、高級アルコール系、石鹸系、オレフィン系が主成分のシャンプーは洗浄力が強いので避けた方がいいでしょう。
特に石鹸系は髪がアルカリ性に傾いてしまいます。アルカリ性になると髪のキューティクルが開いてしまい、髪はきしみますし、絡まったりします。
髪のことを考えるなら、キューティクルを補修する成分が含まれたシャンプーやトリートメントを使いましょう。
補修成分や修復成分には、枝毛をのりでくっつけるような作用があります。髪の毛は傷んでしまうと、肌のように自然に治ったり、自力で回復したりする能力はありません。
だからこそ、補修成分や修復成分が配合されたシャンプーを日頃から使い続けておくことをおすすめします。
キューティクルを守り、健康的な髪に仕上がるシャンプーを紹介
健康的で美しい髪に仕上げるには、毎日のヘアケアが大切です。そこでキューティクルを補修する成分配合のシャンプーとトリートメントをご紹介いたしましょう。
髪と頭皮にやさしいケラチンPPT系の界面活性剤を配合したシャンプー。ダメージを補修し、髪にハリやコシを持たせることが可能!毛髪に含まれる18種類のアミノ酸を配合し、毛髪補修成分を髪の内部まで浸透し、しなやかで美しい髪に導きます。
また、ローズエキスで保湿効果を高め、きめ細やかな泡立ちで洗い心地がアップ。必要以上に皮脂を取り過ぎないで潤いのある髪に仕上げます。
実際に使った人の口コミを集めてみると、「髪の毛が太くなった」とか、「ハリやコシが出てた」といった具合に、髪が改善したという報告がとても多く寄せられています。また、「ウェーブが綺麗にでてパーマ持ちがいい!」「ローズの香りに癒やされる」といった髪が美しくなったり、使い心地の良さなどの感想もありました。
毛髪に含まれる18種類のアミノ酸配合のヘアケアシリーズ。髪へのこだわりを追求したワンランク上のトリートメントです。キューティクル加水分解成分(毛髪補修成分)とCMC成分(毛髪補修成分)配合し、髪全体をしっかりコート。豊かなローズの香りが髪全体に広がり、やわらかく潤いに満ちた髪に仕上げます。
<トリートメントY>
サラサラした潤いのある仕上がり
<トリートメントS>
柔らかくしっとり感のある仕上がり
地肌にやさしいアミノ酸系の洗浄成分と天然成分「ヘマチン」をはじめとした21種類もの天然植物洗浄成分を配合したシャンプー。毛髪の保護と保湿だけでなく、美しい髪に必要な栄養をしっかりと届けて健康的な髪に導いてくれます。
PPTがダメージ部分に吸着し、毛髪内部を補修します。ヘマチンがたんぱく質に吸着し、S-S結合を強化し、ハリやコシを与えてくれる。カラーやパーマの残留アルカリを穏やかに中和する働きもあり、キューティクルを守って艶やかでハリのある髪に。ほのかに香る天然アロマの香りで癒されます。
実際に使った人の感想を集めてみると、「髪にハリや弾力がでた」「トリートメントなしでもパサパサにならない」といった口コミが多数!「頭皮のべたつきもなくなり、髪にボリュームが出た」という声も聞こえてきました。
50歳過ぎて髪にハリが全くなくなったという人もサンコールR21シャンプーをつかうことで「ハリやコシがでて、抜け毛もぐんと減った!!」と大喜びです。頭皮や髪をいたわる成分配合なのでダメージ髪の人にぜひおすすめです。
天然植物エキスとヘマチンを配合した、うるおいとツヤのある美髪へと導くヘアサロン専売品トリートメントです。
サンフラワーセラミド、ケラチンPPTやコラーゲンPPTを配合し、髪をしっかりと補修しつつ、うるおいと艶を与え、指通りがなめらかで美しい髪に仕上げてくれます。ほのかに香る天然アロマの香りに満たされてください。
「硬くてクセが強い髪ですが、しっかりとまとまるし、使い始めてからすごくツヤが出てきました」とか、「サロン帰りのサラサラ感がずっと続きます」といった口コミも多いです。シャンプーとセットで何度もリピートしている人も多いようですね。
毎日のシャンプーで健康的な髪を取り戻そう
毛髪のしくみについて知ることで、なぜ髪が傷むのか、どうしたら健康的な髪になるのかを少しは理解していただけたかと思います。
キューティクルを傷めないケア法を行うことで髪にとって必要なたんぱく質や水分の流出を防ぐことなく、いつまでもハリとうるおいに満ちた髪の毛でいられるでしょう。それには、シャンプー選びも大事。キューティクルを補修する成分配合のシャンプーをぜひ使ってみてください。