ヘアカラーが長持ちするヘアケア方法!シャンプーはいつからok?【プロ直伝】
「ヘアカラーがすぐ退色してしまう!」
「ヘアカラーが長持ちする方法を知りたい!」
と思っている人も多いのではないでしょうか?
せっかく美容室にいって綺麗な髪色になっても数日で色が変わってしまったらショックですよね。
本記事では、美容師である筆者が、
「ヘアカラーを長持ちさせるヘアケア方法」についてご紹介していきます。
ヘアカラーを長持ちさせたいと思っている方はぜひチェックしてみてくださいね。
実は女性の73%がヘアカラーをしている
なんと、日本人女性の約7割の方がヘアカラーをしていることがkufuraの調査で分かりました。
全世代の統計であることを踏まえると、かなり高い水準でヘアカラーをしていますね。
また、エブリカラーデイズが実施したアンケートによると、ヘアカラーをしている約4割の女性が「退色が早いことにストレスを感じる」と回答しています。
せっかく美容室で綺麗なヘアカラーに仕上げても、すぐに色が変わってしまうと残念な気持ちになってしまいますよね。
これは、おしゃれヘアカラーだけではなく、白髪染めをしている方々も同じ気持ちだと思います!
ヘアカラー当日に注意すべきことは?
まずはヘアカラー当日に注意すべきことについてご紹介していきます。
ヘアカラーを長持ちさせるためには、当日の行動がとても大切です。
どんなことに気をつければ良いのか、早速チェックしていきましょう。
●ヘアカラー当日の注意点①:シャンプーはしない
ヘアカラーを行い、色が髪の毛に浸透するまでには「約48時間」かかると言われています。
そのため、できれば当日だけではなく、翌日もシャンプーをしない方がいいです。
とは言え、夏の暑い季節に2日もシャンプーをしないと髪の毛が臭くなってしまいますよね。
そんな方はお湯飲みで髪を洗うのがおすすめです。
髪の毛はシャンプーなしのお湯でも十分汚れを落としてくれます。
どうしてもシャンプーをつけたい場合は、頭皮のみつけるようにし、髪の毛にはあまりつけないようにしましょう。
●ヘアカラー当日の注意点②:髪の毛をしっかり乾かそう
髪の毛を洗った場合には、しっかりと髪の毛をドライする必要があります。
乾かさずに寝てしまうと、髪にダメージを与えやすいです。
せっかく綺麗にしてもらった髪がボサボサになってしまうため、髪の毛は完璧に乾かしましょう。
乾かす際は、温風で乾かし、最後に冷風を当てると髪の毛がツルンっと綺麗な印象に仕上がりますよ。
●ヘアカラー当日の注意点③:寝る時は摩擦に注意!
ヘアカラー当日の髪の毛はとてもデリケートになっています。
そのため、寝る時にも注意が必要です。
特に寝相が悪い人は寝返りを打つだけで、髪の毛に摩擦が加わりやすいです。
寝てる間にたくさん寝返りを打つ人はそれだけダメージを髪の毛に与えてしまっているということになります。
そうならないためにも、寝る際にはヘアバンドをしたり、髪の毛をゆるく括って寝ることをおすすめします。
そうすることで寝返り時に起こる摩擦を回避することができますよ。
資生堂プロフェッショナル サブリミック ルミノフォース《 カラーヘア用 》
ヘアカラーを長持ちさせるヘアケア方法
ここからは、ヘアカラーを色持ち良くさせるヘアケア方法についてご紹介していきます。
ヘアカラーしても数日で色が変わってしまう人たちは、ぜひ確認してみてくださいね。
●長持ちヘアケア方法①:ヘアカラー専用シャンプーを使用する
通常のシャンプーを使用していると、洗浄力が強すぎてカラーを洗い落としてしまう可能性があります。
ヘアカラーしている方におすすめしたいのは「ヘアカラー専用のシャンプー」です。
通常のシャンプーと比べ、カラーを落とさないように洗えるため、とても人気があります。
髪にもとっても良い成分が入っているので、ヘアカラーを長持ちさせたい方はぜひチェックしてみてくださいね。
●長持ちヘアケア方法②:予洗いをしっかり行う
ヘアカラーを長持ちさせたい方は、シャンプー前に予洗いをしっかりしておくと、シャンプーが少量で済むので、おすすめです。
予洗いするだけで、汚れのほとんどを洗い流すことができるのでほぼシャンプーなしで洗髪を終えることができますよ。
予洗いの仕方は、髪の毛をお湯で流すだけのとても簡単な方法です。
普段、シャンプーを髪の毛につけてゴシゴシ洗っている人は、要注意。
その摩擦により髪の毛にダメージを与えている可能性大です。
シャンプーは頭皮に軽くつけるのみで、髪の毛自体は予洗いのみで済ませても十分汚れを落としてくれるのでおすすめですよ。
●長持ちヘアケア方法③:ぬるま湯でシャンプーする
みなさん、シャンプーする時の温度はどうしていますか?
実は高温で髪の毛を洗ってしまうと、カラー剤が外に流れやすくなり、退色を加速させてしまうので、注意が必要です。
シャンプーの時は、38度程度設定しておくことをおすすめします。
高温ではなく、ぬるいくらいのお湯で髪の毛を洗うことで、ヘアカラーを長持ちさせるだけではなく、髪の毛全体をいきいきさせることにも繋がります。
また、頭皮の乾燥を抑え、かゆみや赤みを軽減させる効果もあるので、とてもおすすめですよ!
●長持ちヘアケア方法④:入浴後は絶対に乾かす
普段、忙しかったり、ズボラな人は髪の毛を乾かさないという方も多いと思います。
そんな方は要注意です。
髪の毛をしっかり乾かさないとヘアカラーの色持ちが悪くなってしまいます。
また、髪の毛へのダメージが加わりやすく、髪の毛のパサつきやかゆみなどを引き起こしてしまう原因にもなるので、注意が必要です。
お風呂からあがったら、放置せずにすぐにドライヤーで乾かすようにしましょう。
「前髪」→「根元全体」→「毛先」の順番で行うと、すばやく乾かすことができるので、おすすめです。
温風でしっかりと乾かせたら、最後に「冷風」で閉めるのもポイント。
そうすることで、キューティクルがしっかりと締まり、ツヤのある綺麗な髪の毛に仕上がりますよ。
●長持ちヘアケア方法⑤:帽子や日傘を常用する
肌同様、髪の毛も紫外線の影響を受けやすいです。
肌は日焼け止めを塗ってバッチリだけど、髪の毛は野ざらし…という人も多いのではないでしょうか。
髪の毛は自身の一番高い場所にあることから、特に紫外線には注意しなければなりません。
外出するときは、意識的に帽子や日傘を常用するようにしましょう。
「帽子も日傘も面倒くさい!」という方は、UVカット成分が入ったヘアスプレーがおすすめです。
お出かけ前にプシュっと髪の毛へ振りかけるだけで髪の毛の紫外線予防ができますよ。
ぜひ購入してみてくださいね。
関連記事:
美容師さんと相談して、自分の髪に合ったヘアカラーを選ぼう!
ヘアカラーを長持ちさせて髪の毛を労ろう
いかがでしたでしょうか?
本記事では、ヘアカラーを長持ちさせるヘアケア方法についてご紹介しました。
オーガニックカラーなど髪の毛に優しいカラー剤がたくさん出てきていますが、やはり少なからずヘアカラーは髪の毛に負担があります。
ヘアカラーを長持ちさせることで、カラーの回数を減らすことができるので、髪の毛自体を綺麗に保つことに繋がりますよ。
ヘアカラーを長持ちさせるヘアケア方法は以下の5つです。
・ヘアカラー専用のシャンプーを使用する
・予洗いをしっかりと行う
・ぬるま湯でシャンプーする
・入浴後は必ず髪の毛を乾かす
・帽子や日傘を常用する
特にシャンプーをするときは洗いすぎないように注意しましょう。
毎日コツコツと髪の毛を丁寧に扱うことでカラー持ちがよくなりますよ。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
関連記事:
ヘアカラー剤の健康リスクと安全な使用方法 - アレルギー予防と肌トラブル対策ガイド