髪の基本ケアからプレゼントにぴったりのアイテムまで!おすすめガイド
髪の悩み、ダメージ、うねり、くせ毛、白髪...。毎日のシャンプーやドライヤーのちょっとした工夫で、状況は変わることも。
プロが伝授する「ヘアケアの基本STEP」で、今日から髪を健康に。最新アイテムからプレゼントに喜ばれるグッズまで、ヘアケアの新しい世界にアップデートしよう。
白髪、うねり、ダメージ…髪の3大お悩み解消法を探る!
髪や頭皮に関するお悩みの中で、特に白髪、うねり・くせ毛、ダメージの3大トラブルが浮き彫りになりました。
30代に入ると急に増えるとされる白髪について、
「最近白髪が気になってきた」(33歳・女性)
「白髪染めをしても1カ月程ですぐにまた目立ってしまう」(36歳・女性)
など、白髪にまつわるお悩みが寄せられました。
一方で、うねり・くせ毛に関しては
「雨が降るとうねる」(28歳・女性)
「年々くせ毛がひどくなる」(43歳・女性)
など、環境や年齢など様々な要因で引き起こるお悩みが見受けられました。
髪のダメージについては、
「カラーリングで傷んでいるのが気になっている」(30歳・女性)といった自覚的な原因もありつつ、
「季節の変わり目に乾燥が気になる」(46歳・女性)など、環境の変化によるダメージも多いようです。
これらの悩みに対する解決策や効果的なケア方法について、ヘアケアのプロが提案するアドバイスなどもお伝えしていきます。
1位:白髪の原因と対処法
白髪の原因は主に5つ:ストレス、栄養不足、遺伝、加齢、紫外線、睡眠不足。
毛母細胞で生成された最初の髪は本来白いが、成長過程でメラニン色素を取り込み、色がついた髪が生えてくるメカニズムがある。
しかし、何らかの理由でメラノサイトが機能しなくなると、メラニン色素が生成されずに白髪が生じる。
2位:うねり・くせ毛の原因と対処法
髪の毛の構造は、中央に位置する「メデュラ」、その周りにある「コルテックス」、そして外側を覆っている「キューティクル」の3つの主要な層に分かれています。
くせ毛は、特にコルテックスの中に含まれる2つの異なる成分のバランスが偏っていることに起因しており、この不均衡が髪の形状を変える状態を指します。
3位:ダメージの原因と対処法
髪の傷みは、さまざまな原因により毛髪の外側を覆っているキューティクルが剥がれたり開いたりし、結果として毛髪内部の本来の保湿成分や油分が喪失され、髪が内側から乾燥してしまう状態です。
主な原因は、シャンプーの仕方、髪の自然乾燥、ドライヤーや他の熱を用いたスタイリング、ヘアカラーなどの薬剤使用、紫外線、そして加齢などが挙げられます。
これらの要因が組み合わさることで、髪が傷みやすくなり、適切なケアが必要となります。
4位:広がりの原因と対処法
髪が広がる原因は、大まかに分類すると「髪質」「ダメージ」「生えぐせ」の3つに区分されます。
これらの要因は、複合的に組み合わさることもあり、したがって、原因と対処法は人それぞれ異なります。
まずは自分がどのタイプに該当するかを知ることが重要です。
自身の髪質やダメージの程度、生えぐせの特徴を理解することで、適切なケアやスタイリング方法を見つける一歩となります。
個々の状態に合わせたアプローチをすることで、髪が広がる悩みに対処できるでしょう。
デイリーヘアケアの基本STEP:ヘアケアマイスターが語る正しい方法
毎日行っているけれど、実はよく理解していない「ヘアケアの基本」。
そこで、ヘアケアマイスターに正しいヘアケア方法をインタビューしました。
この基本のホームケアこそが、ダメージを防ぎ、健やかな髪へと導く大きな力になります。あなたの毎日のケア方法は正しいですか?
STEP0 自分の髪を知る
髪の健康状態を確認するために、以下の3つのポイントでセルフ診断してみましょう。
まず、鏡で髪のツヤを見てください。
次に手で触り、なめらかさを確認します。
ザラザラしていたら、キューティクルが乱れている可能性があります。
最後に髪を濡らし、水がポタポタと滴るか確認します。
これらのステップで、すべてがYESなら髪は健康です。一方で、どれかひとつでもNOがあれば、髪が痛んでいる可能性が高いです。その場合はヘアケアを見直して、適切なケアを行いましょう。
STEP1 予洗い
予洗いは、たっぷりのぬるめのお湯で頭皮と髪を流し湿らせるプロセスです。
この手順にはいくつかのメリットがあります。
まず、十分に湿らせることでシャンプーの泡が均等に広がり、効果的に汚れを浮かせることができます。これにより、シャンプー時の髪同士や頭皮への摩擦が減少し、ダメージを軽減することが期待できます。
また、予洗いによって約7割の汚れが除去されるため、シャンプーの効果が向上し、清潔な髪を維持できます。
予洗いの際は、お湯の温度にも注意が必要です。
37~39度くらいのぬるめのお湯を使用し、髪と頭皮を全体的に湿らせたら十分です。
低すぎる温度だと皮脂汚れがなかなか取れず、高すぎると頭皮の乾燥を招く可能性があるため、適切な温度を保つことが重要です。
STEP2 シャンプー
スタイリング剤や皮脂などの油分を含む汚れは、予洗いだけでは十分に落ちづらく、これらが蓄積すると髪の痛みやトリートメント、カラー剤の浸透の妨げになります。
このため、髪と頭皮の汚れを効果的に落とすのがシャンプーの役割です。
シャンプーの手順はシンプルですが、注意が必要なポイントがあります。
まず、シャンプー剤を手のひらでよく馴染ませ、頭に均等につけてから泡立てます。
泡立ちが豊かで、髪が立つほどの泡が理想的です。
泡立たない場合は、汚れと一緒に一度流したり、水分を足して再度泡立てると良いです。
重要なのは、摩擦を最小限に抑えて洗うことです。
指の腹で優しく洗い、髪に対して摩擦をかけないよう心掛けましょう。
特に、耳の後ろや襟足など、洗い残しが起きやすい部分は注意深く洗いましょう。
このような丁寧なシャンプーが髪と頭皮の健康を保つ上で重要です。
STEP3 トリートメント・コンディショナー
コンディショナーとトリートメントは、髪のケアにおいて異なる役割を果たします。
一般的に、コンディショナー(リンスもほぼ同義)は髪の表面にアプローチし、滑らかで手触りの良い髪に整えます。
一方、トリートメントは髪の内部に栄養を与え、補修効果をもたらすことが期待されます。
健康な髪を目指す際には、特にトリートメントがおすすめです。
トリートメントの効果を最大限に引き出すための手順は以下の通りです:
タオルで髪の水分をふき取る: 洗髪後、適度な水分を残した状態にします。
毛先からトリートメント剤を塗布: トリートメント剤を手に取り、髪の毛先から根本に向かって均等に塗ります。特にダメージのある部分に重点を置くと良いでしょう。
コームなどで髪をとかす: トリートメントが髪全体に均等に行き渡るよう、コームや指で優しくとかします。
やさしく揉みこむ: トリートメントを髪になじませるために、やさしく揉みこみます。
温かいタオルで巻いて5分ほど放置: 温かいタオルで髪を包み込み、トリートメントを浸透させるために5分ほど放置します。
しっかり流す: 放置後、トリートメントをしっかりと流し、残留物を取り除きます。
手間はかかりますが、ダメージヘアを改善するためには毎日の継続が重要です。
この手順を実践することで、健康で美しい髪を維持できるでしょう。
STEP4 ヘアドライ
お風呂上り、タオルドライ後は速やかにドライヤーを使いましょう。
キューティクルは温風で初めて閉じるため、開いた状態が続くと絡んだり剥がれたりします。
毛先にアウトバストリートメントを塗り、根元から乾かし、次に毛先を重点的に。
最後に冷風を充ててキューティクルを整え、ツヤ髪をキープしましょう。