ヘアオイル使用時の大失敗!絶対避けるべき使い方とは?

ヘアオイル使用時の大失敗!絶対避けるべき使い方とは?

ヘアオイルの使い方で絶対にしてはいけないこと

ヘアオイルは、髪のツヤを出したり、乾燥から保護したりするために多くの人が愛用していますが、使い方を誤ると髪を傷める原因にもなりかねません。
正しい使用方法を理解することで、そのようなリスクを避け、ヘアオイルの恩恵を最大限に受けることができます。

ヘアオイルの正しい使い方

1. 適量を使用する

  • ヘアオイルは少量から始め、髪の長さや量に応じて調整します。通常、数滴で十分です。過剰に使用すると髪が重たくなったり、ベタついたりする可能性があります。

2. 髪の中間から毛先にかけて塗布する

  • 根元や頭皮に直接油を塗布すると、頭皮のバランスを崩す可能性があるため、髪の中間から毛先にかけて使用するのがベストです。特に毛先はダメージを受けやすいため、保護することが重要です。

3. タオルドライ後の濡れた髪に使用する

  • シャンプー後、タオルドライで余分な水分を取り除いた後にヘアオイルを使用すると、水分とオイルが髪の内部に閉じ込められ、保湿効果が高まります。完全に乾いた髪に使用しても効果的ですが、濡れた髪に使用する方が一般的に推奨されます。

4. 熱を加える前に使用する

  • ヘアドライヤーやアイロンを使用する前にヘアオイルを塗布すると、熱から髪を保護する効果があります。熱によるダメージを最小限に抑えることができます。

ヘアオイルを使う際の注意点

  • 選ぶオイルの種類に注意: 髪質や目的に応じてオイルを選びましょう。例えば、細い髪には軽いオイル、厚い髪には重いオイルが適しています。
  • 過剰な使用を避ける: ヘアオイルの過剰な使用は逆効果になることがあります。ベタつきや重さの原因となり、場合によっては頭皮の問題を引き起こすことも。
  • 頭皮には直接塗らない: 頭皮への直接的な塗布は避け、髪の中間から毛先にかけて使用しましょう。頭皮への使用は皮脂のバランスを崩す可能性があります。

正しいヘアオイルの使用方法を守ることで、髪を美しく保つことができます。

 

ヘアオイルとは?

ヘアオイル

ヘアオイルは、美しい髪を保つための重要なアイテムの一つであり、洗い流さないトリートメントのオイルタイプとして広く認識されています。
その使い方には正しい知識が必要ですが、基本的な役割としては、髪に潤いを与え、まとまりを良くし、日常生活での摩擦や熱によるダメージから髪を守ることです。

ヘアオイルの基本的な役割

1. 髪の保湿

  • ヘアオイルは、髪の内部への水分の蒸発を防ぎ、外部からの水分を引き寄せることで髪を保湿します。これにより、乾燥によるダメージや切れ毛、枝毛の予防に役立ちます。

2. 髪のまとまりの向上

  • 髪の表面にオイルを均一に塗布することで、髪の表面が滑らかになり、絡み合いやすい髪がまとまりやすくなります。これにより、ブラッシングやスタイリングがしやすくなり、日々のヘアケアが楽になります。

3. 摩擦や熱からの保護

  • ヘアオイルは、髪と外界との間に保護膜を作り、摩擦や熱処理によるダメージから髪を守ります。これは、ヘアドライヤーやアイロンなどの熱処理を行う際に特に有効です。

 

意外と知らないヘアオイルの注意点

ヘアオイル注意点

ヘアオイルは、髪のケアと美容において素晴らしい効果をもたらしますが、その使用方法を誤ると、髪に悪影響を及ぼす可能性があることを知っておくことは重要です。
髪の一本一本をコーティングして保護し、内部の水分を保持する役割を果たすヘアオイルですが、正しく使わなければ、望んでいた効果とは逆の結果を招くことになるかもしれません。

オイルの付けすぎがもたらす問題

  1. 水分や栄養分の吸収阻害: オイルを過剰に使用すると、その被膜が厚くなりすぎて、本来髪が吸収すべき水分や栄養分が髪の内部に入らなくなってしまいます。これにより、髪は乾燥しやすくなり、健康を損なう原因となります。

  2. カラーやパーマの効果低下: 過剰なオイルが髪に被膜を作ると、ヘアカラーやパーマの薬剤が髪に浸透しにくくなります。結果として、色が入りにくくなったり、パーマがかかりにくくなるなど、希望するスタイリングが得られない可能性があります。

  3. パサパサの髪と悪循環: オイルを過剰に使ってしまうと、髪がパサパサに感じられることがあります。この状態を改善しようと、さらにオイルを追加してしまうと、悪循環が生まれ、問題をさらに悪化させることになりかねません。

正しいヘアオイルの使用量

  • ショート~ミディアムヘア: 1~2プッシュが目安
  • ミディアム~ロングヘア: 2~3プッシュが目安

この量を基準にして、自分の髪の長さや質に合わせて微調整することが大切です。適量を守ることで、ヘアオイルは髪を適切に保湿し、美しく保つための効果的なアイテムとなります。

注意点

  • オイルの付けすぎは避ける: 過剰な使用は、髪が乾きにくくなる、シャンプーで落ちにくいなどの問題を引き起こすことがあります。正しい量を守り、適切に使用することが鍵です。


ヘアオイルを使用する際は、これらの注意点を心がけることで、髪の健康を守りながら、その美しさを最大限に引き出すことができます。
適量を守り、自分の髪に合った正しい使用法を見つけることで、ヘアオイルは髪の美しさと健康のための強力な味方となるでしょう。

 

オイルを使った後のシャンプー方法

ヘアオイル

ヘアオイルの使用後のシャンプー方法には、特に注意が必要です。
ヘアオイルはその性質上、水ではなかなか落ちにくいため、通常のシャンプー方法だけでは、髪に残ったオイルを完全に落としきれないことがあります。
オイルが残ってしまうと、時間が経つにつれて酸化し、髪の質感を損ねたり、不快な臭いの原因になることもあります。

1. ダブルシャンプー

ヘアオイルを使用した日は、ダブルシャンプー(2回シャンプーする)ことが推奨されます。この方法により、1回目で髪についたオイルの大部分を除去し、2回目で残ったオイルや汚れをしっかりと落とすことができます。

2. 1回目のシャンプー

最初のシャンプーは、オイルをある程度洗い流す目的で行います。シャンプーの量は少なめでOKです。髪全体に均一に広げた後、すぐにお湯で洗い流しましょう。この時点でゴシゴシと洗う必要はありません。

3. 2回目のシャンプー

1回目のシャンプーで髪の毛についたオイルがある程度流された後、再びシャンプーを行います。この時には、通常の量のシャンプーを使用し、しっかりと泡立てて髪と頭皮を洗いましょう。2回目のシャンプーにより、泡立ちが良くなり、オイルや汚れが効果的に落とせます。

4. シャンプーの追加よりも再洗いを

泡立ちが悪くてシャンプーを追加するよりも、1回シャンプーして流し、再度シャンプーを行う方が効果的です。これにより、より良い泡立ちと洗浄効果を得ることができます。

5. トリートメントで栄養補給

シャンプー後は、トリートメントを使用して髪に必要な栄養を補給しましょう。これにより、髪の保湿と栄養のバランスを整え、健康的な状態を保つことができます。

注意点

  • 使用量を守る: ヘアオイルの使用量は、髪の長さや質に応じて適切な量を守りましょう。過剰な使用は避けることが重要です。
  • しっかりとシャンプーして汚れを落とす: ヘアオイルを使用した後は、汚れやオイルをしっかりと落とすために、適切なシャンプー方法を実践しましょう。


正しいシャンプー方法を実践することで、ヘアオイルの使用による髪のトラブルを避け、綺麗でまとまりのある髪をキープすることができます。

 

ヘアオイルの正しいつけ方

ヘアオイルを正しく使うことで、髪に潤いを与え、扱いやすい髪の状態をキープできます。
ここでは、ヘアオイルを最も効果的に使用する方法をご紹介します。
特にお風呂上りのタオルドライした髪に使うことで、髪の毛を乾かす前に必要な保湿を施すことができます。

オイルの選択

  • 使用するヘアオイルを選びます。この例では、具体的なブランド名は挙げませんが、髪質や好みに合わせたオイルを選んでください。

適量の使用

  • ミディアムヘアの場合、基本は2プッシュを目安にします。乾燥が気になる場合は、もう1プッシュ追加しても大丈夫ですが、つけすぎには注意してください。始めに少なめにつけて、必要に応じて追加する方法がおすすめです。


つける手順

  1. オイルを手に取る: 手のひらにオイルを出します。
  2. 中間から毛先に塗布: オイルを手のひらで伸ばした後、髪の中間から毛先にかけて塗布します。根本近くは避け、髪の表面だけでなく内側にもしっかりとオイルをなじませます。
  3. 後ろの髪にも忘れずに: 髪を半分に分け、ポニーテールをするような感じで後ろの髪にもオイルを均等に塗布します。
  4. 根元に近い部分に軽く塗布: 手に残ったオイルを、根元から5センチ程度離れた部分に軽くなじませます。頭皮にオイルを直接塗布することは避けてください。
  5. 前髪にも軽く: 残ったオイルが少し手に残っている場合、軽く前髪に塗布します。しかし、これは必須ではなく、スタイルによって調整してください。


仕上げ

  • オイルが髪に均等になじんだら、目の荒いコームで髪をとかし、オイルをまんべんなく馴染ませます。その後、ドライヤーで髪を乾かします。この時、髪の保護のために、できるだけ低~中温で乾かすことをお勧めします。


ヘアオイルの正しい使い方を守ることで、髪に潤いを与えながら健康的な見た目を保つことができます。
つけすぎに注意し、髪質や長さに応じた適量を守ることが大切です。

 

まとめ

ヘアオイルに関して話すと、本当にただ適当につければいいってわけじゃないんですよ。
髪のケアって、ちょっとしたコツが必要なんですよね。

まず大事なのは、使用量を守ること。それぞれの髪質や長さに合わせて、適切な量を使う必要があるんです。
多すぎても少なすぎてもダメ。ちょうどいいバランスを見つけるのがコツですね。

そして、ヘアオイルを使った日は、シャンプーにもちょっと注意が必要。
オイルをしっかりと落とすために、普段よりも少し念入りに、場合によってはダブルシャンプーをすることも大切です。
これで髪に残ったオイルが酸化してしまうのを防ぎますし、清潔な髪を保つことができます。

ヘアオイルを正しく使えば、髪に潤いを与えて、扱いやすくすることができます。
でもそのためには、ちょっとした注意とコツが必要なんです。適量を守り、きちんとシャンプーする。
このシンプルなステップを守るだけで、髪の健康を守りながら美しさを引き出すことができるんですよ。

 

 


本記事は、30年以上の豊富な経験を持つ美容師であり、全国にサロンを展開する経営者、高橋正和氏の監修のもと作成されました。
専門知識と実践経験に基づき、正確かつ実用的な情報を提供することを目指しています。

監修

高橋正和

高橋正和(美容師/サロン経営者)
30年以上の美容師歴を持ち、その技術と知識で多くの顧客を魅了しています。
全国に展開する美容サロンの経営者としても高く評価されています。
また、カットコンテストでの複数回の優勝や、ヘアーショーへの出演など美容業界に貢献しています。


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