時短で美髪!正しいヘアケアの順番を覚えよう! ダメージレベル別おすすめ商品も紹介
「なんとなくシャンプーして、トリートメントつけて乾かしてるけど、これで合ってるのかな?」と疑問に思ったことはありませんか?
実は、ヘアケアの順番を正しく行うことで、より効果的に美しい髪へと導くことができるんです。
この記事では、髪が本来持つ力を最大限に引き出す、正しいヘアケアの基本の順番から、ダメージレベル別に最適なおすすめ商品までご紹介します。
毎日のヘアケアを見直して、憧れのツヤ髪を目指しましょう!
なぜヘアケアの順番が重要なの?
毎日のヘアケア、なんとなく自己流で済ませていませんか?
実はヘアケアは順番を守ることで、より効果を実感できるようになるんです!順番を間違えると、せっかくのトリートメントの効果が半減してしまうことも…。
この章では、ヘアケアの順番がなぜ重要なのか、その理由を分かりやすく解説していきます。
髪への浸透率がアップする
シャンプーやトリートメントなどのヘアケアアイテムは、それぞれ異なる役割と効果を持っています。
正しい順番で使うことで、それぞれのアイテムの効果を最大限に引き出すことができ、髪への浸透率もアップします。
例えば、シャンプー前にブラッシングで髪のもつれを解き、汚れを落としておくことで、シャンプーの泡立ちが良くなり、毛穴の奥までしっかりと汚れを落とすことができます。
その後にトリートメントを行うことで、トリートメントの有効成分がより浸透しやすくなるのです。
ダメージを最小限に抑える
濡れた髪は、キューティクルが開き、とてもデリケートな状態です。
この状態で摩擦が起こると、枝毛や切れ毛などのダメージに繋がります。
正しいヘアケアの順番を守ることで、髪への摩擦を最小限に抑え、ダメージから髪を守ることができます。
例えば、タオルドライで優しく水分を拭き取ることで、ドライヤーの時間を短縮し、熱によるダメージを軽減することができます。
理想の髪質に近づく
自分の髪質や悩みに合わせてヘアケアアイテムを選び、正しい順番で使うことで、より効果的に理想の髪質に近づくことができます。
例えば、乾燥が気になる方は、シャンプー前にオイルを塗布することで、洗浄力の強いシャンプーから髪を守り、うるおいをキープすることができます。
また、くせ毛にお悩みの方は、洗い流さないトリートメントで髪に潤いを与え、ドライヤーでしっかりとブローすることで、まとまりの良い髪に仕上げることができます。
正しいヘアケアの基本の順番
美しい髪を保つためには、正しいヘアケアの順番を守ることが重要です。
それぞれのステップには、髪の健康と美しさを最大限に引き出すための理由があります。
毎日の習慣を見直し、正しいヘアケアを実践しましょう。
ブラッシング
シャンプー前のブラッシングは、髪の絡まりや汚れを落とすだけでなく、頭皮の血行促進効果も期待できます。
毛先から優しくほぐし、頭皮全体をマッサージするようにブラッシングしましょう。特にロングヘアの方は、このステップを丁寧に行うことで、後のシャンプーやトリートメントの効果がより高まります。
ブラッシングのポイント
- 毛先のもつれを優しくほぐしてから、頭皮全体をブラッシングする
- 頭皮に傷をつけないように、力を入れすぎない
- 使用するブラシは、自分の髪質に合ったものを選ぶ
予洗い
予洗いは、ぬるま湯で髪と頭皮をしっかりとすすぐことで、スタイリング剤や汚れを落とすための準備段階です。
このステップを丁寧に行うことで、シャンプーの泡立ちが良くなり、毛穴の奥の汚れまでしっかりと落とすことができます。
また、お湯の温度は38度くらいが目安です。
予洗いのポイント
- シャワーヘッドを地肌に近づけ、しっかりとすすぐ
- 指の腹を使い、頭皮全体を優しくマッサージするように洗う
- 時間をかけて、最低でも1分以上はすすぐ
シャンプー
シャンプーは、頭皮の汚れを落とすためのものです。適量を手に取り、よく泡立ててから頭皮を優しくマッサージするように洗いましょう。
髪の毛をゴシゴシと洗うのは摩擦の原因となるため、避けましょう。シャンプー剤が残らないよう、しっかりとすすぐことが大切です。
シャンプーのポイント
- 自分の頭皮環境に合ったシャンプーを選ぶ
- シャンプー剤を直接頭皮につけるのではなく、一度手のひらで泡立ててから使う
- 指の腹を使い、頭皮を優しくマッサージするように洗う
- すすぎ残しがないよう、しっかりとすすぐ
トリートメント
トリートメントは、髪の内部まで栄養を補給し、ダメージを補修するためのものです。
シャンプー後、水気を軽く切ってから、毛先を中心に塗布します。トリートメントの種類によっては、数分間置くことでより効果を発揮するものもあります。
最後は、ぬるま湯でしっかりとすすぎましょう。
トリートメントのポイント
- 自分の髪質に合ったトリートメントを選ぶ
- トリートメントは頭皮ではなく、毛先を中心に塗布する
- 製品の説明書に従って、適切な時間置く
- すすぎ残しがないよう、しっかりとすすぐ
コンディショナー
コンディショナーは、トリートメントで補修した髪をコーティングし、外部からのダメージから守る役割があります。
トリートメント後、軽く水気を切ってから、毛先を中心に塗布します。
コンディショナーは、トリートメントよりも軽い仕上がりになるものが多く、サラサラとした指通りを目指したい方におすすめです。
コンディショナーのポイント
- 自分の髪質に合ったコンディショナーを選ぶ
- コンディショナーは頭皮ではなく、毛先を中心に塗布する
- すすぎ残しがないよう、しっかりとすすぐ
タオルドライ
タオルドライは、髪の水気をしっかりと取るための重要なステップです。
ゴシゴシと摩擦を起こすように拭くのではなく、タオルで優しく挟み込むようにして水気を吸い取りましょう。
濡れた髪はデリケートな状態なので、丁寧に扱うことが大切です。
タオルドライのポイント
- 吸水性の良いタオルを使う
- ゴシゴシと摩擦を起こさず、タオルで優しく挟み込むようにして水気を取る
- 髪の根元から毛先に向かって、タオルを滑らせるようにして拭く
アウトバストリートメント
アウトバストリートメントは、洗い流さないトリートメントのことです。
タオルドライ後、適量を手に取り、毛先を中心に馴染ませます。
ドライヤーの熱や紫外線などの外部刺激から髪を守り、乾燥やダメージを防ぐ効果があります。
髪質や仕上がりの好みに合わせて、オイルタイプ、ミルクタイプ、クリームタイプなどから選ぶことができます。
アウトバストリートメントのポイント
- 自分の髪質や悩みに合ったアウトバストリートメントを選ぶ
- 適量を手に取り、毛先を中心に馴染ませる
- つけすぎるとベタつきの原因になるので注意する
ドライヤー
ドライヤーは、髪を乾かすだけでなく、頭皮の健康を保つためにも重要な役割を果たします。
自然乾燥は、キューティクルが剥がれやすくなるため、ドライヤーを使ってしっかりと乾かすようにしましょう。
ドライヤーを使う際は、熱によるダメージを防ぐため、15cm以上離して、温風と冷風を交互に当てるのが効果的です。
ドライヤーのポイント
- ドライヤーは髪から15cm以上離して使う
- 温風と冷風を交互に当て、髪のダメージを抑える
- 髪の根元から乾かし、毛先は最後に軽く当てる程度にする
ダメージレベル別 おすすめヘアケアアイテム
自分の髪質やダメージレベルに合ったヘアケアアイテムを使うことは、美髪への近道です。
ここでは、ダメージレベル別に分けておすすめのアイテムをご紹介します。
ダメージレベル1:乾燥が気になる髪
乾燥が気になり始めた髪には、潤いを与えつつも、必要以上の重さを感じさせないアイテムを選びましょう。
軽い仕上がりのオイルやミルクタイプのアウトバストリートメントもおすすめです。
シャンプー&トリートメント
- ビーエックス オーライト:最新の技術を駆使した革新的な美容デバイスです。この製品は、肌のケアとリフレッシュに特化しており、日常的な美容ルーティンに革命をもたらします
アウトバストリートメント
- ビーエックス ロレッタ エメ《フレグランス・スタイリング》
:スタイリングを楽しみながら、もっと自分を表現したい人ならではの悩みを解決できるよう開発。LORETTA AIMER は「自分の『すき』を大事に」、「お気に入りの自分をみつけ」、「自分をもっとすきになる」ことを応援する、あなたによりそうヘアコスメブランドです。
ダメージレベル2:カラーやパーマでダメージが気になる髪
カラーやパーマでダメージを受けた髪には、髪の内部まで補修成分が浸透するタイプのアイテムを選びましょう。
週に1~2回のスペシャルケアとして、ヘアマスクを取り入れるのも効果的です。
シャンプー&トリートメント
- 資生堂プロフェッショナル サブリミック アクアインテンシブ《ダメージ・乾燥ケア》
:高まる密度、満ちるうるおい。ダメージケアのその先へ。髪のダメージ要因にアプローチする「ダブルリペアシステム」が、ダメージケアを次のステージへと進めました。使うたびに、芯から高まる密度、満ちるうるおい。 そして出会えるのは、しなやかな強さを秘めた美しさです。ダメージを受けている髪に、芯から負けない強さへ
アウトバストリートメント
- ミルボン エルジューダ MO:髪に潤いを与えながら、やわらかくまとまる髪に導くミルクタイプのアウトバストリートメント。ドライヤーの熱から髪を守ります。
ダメージレベル3:深刻なダメージが気になる髪
深刻なダメージが気になる髪には、サロン専売品のシャンプーやトリートメントの使用も検討しましょう。
より高濃度の補修成分や保湿成分が配合されており、集中的なケアができます。
美容師さんに相談して、自分の髪質に合ったアイテムを見つけることをおすすめします。
シャンプー&トリートメント
- ミルボン グランドリンケージ《カラーケアシリーズ》
:サロンカラーしたてのカタチと色を維持したい方へ。サロンカラー直後の仕上がりを、いつもまで、キレイなままで。
アウトバストリートメント
- シュワルツコフ ファイバープレックス ボンド オイル
:ファイバープレックス ボンド オイル。しっかりうるおい指通りなめらか。その後のスタイリングもしやすい保護・強化しながら、重すぎない質感でブリーチ毛でもしっとりとおさまりのよい仕上がりに。
ヘアケアの順番に関するよくある質問
ここでは、ヘアケアの順番に関するよくある質問にお答えします。
Q. トリートメントとコンディショナーは両方使うべき?
基本的にはどちらか一方を使用すれば十分です。
トリートメントは髪の内部まで補修する効果が高く、コンディショナーは髪の表面をコーティングして保護する効果が高いという特徴があります。
自分の髪質やダメージレベルに合わせて、どちらか一方、もしくは両方を使用しましょう。
Q. アウトバストリートメントはどんな効果があるの?
アウトバストリートメントは、洗い流さないトリートメントのことです。タオルドライ後の髪に使用する事で、
・ドライヤーの熱や紫外線などの外的ダメージから髪を守る
・髪の乾燥を防ぎ、潤いを与える
・髪の摩擦を防ぎ、切れ毛や枝毛を防ぐ
・スタイリングしやすい髪に整える
などの効果があります。髪質や目的に合わせて、ミルクタイプ、オイルタイプ、クリームタイプなど、様々な種類のアウトバストリートメントから選ぶことができます。
Q. ヘアケアの順番を変えるとどうなるの?
ヘアケアの順番を変えることで、それぞれのアイテムの効果が十分に発揮されなかったり、逆効果になってしまう可能性があります。
例えば、シャンプー前にトリートメントを使用してしまうと、トリートメントがシャンプーで洗い流されてしまい、効果が半減してしまいます。
基本的には、記載されている順番で使用することで、アイテムの効果を最大限に引き出すことができます。
ヘアケアの順番に関するよくある質問
Q. トリートメントとコンディショナーは両方使うべき?
基本的にはどちらか一方の使用で問題ありません。
トリートメントとコンディショナーの違いは、髪内部への浸透力です。
トリートメントは髪内部に栄養を届け、ダメージを補修する効果が高い一方、コンディショナーは髪表面をコーティングし、なめらかに整える効果に優れています。
自分の髪質やダメージレベルに合わせてどちらか一方、もしくは特別なケアとして両方を使用するなど、自分に合った方法を選びましょう。
Q. アウトバストリートメントはどんな効果があるの?
アウトバストリートメントは、洗い流さないトリートメントのことです。
タオルドライ後の濡れた髪に塗布することで、ドライヤーの熱や摩擦、紫外線などの外的ダメージから髪を守り、保湿や栄養補給の効果も期待できます。
また、髪をまとまりやすくし、スタイリングしやすい状態に導く効果もあります。
アウトバストリートメントの種類
- オイルタイプ
- ミルクタイプ
- クリームタイプ
- ミストタイプ
など、様々な種類があります。自分の髪質や目的に合わせて選ぶようにしましょう。
Q. ヘアケアの順番を変えるとどうなるの?
ヘアケアの順番を変えることで、それぞれのアイテムの効果が十分に発揮されなくなる可能性があります。
例えば、シャンプー前にコンディショナーを使用してしまうと、シャンプーの洗浄成分がコンディショナーの油分で阻害され、汚れが落としきれずに残ってしまう可能性があります。
また、トリートメントの前にアウトバストリートメントを使用すると、トリートメントの浸透を妨げてしまう可能性があります。
それぞれのアイテムの役割を理解し、正しい順番で使用することが重要です。
まとめ
今回は正しいヘアケアの順番をご紹介しました。
それぞれのアイテムの効果を最大限に引き出すためにも、順番は重要です。今回ご紹介した順番やアイテム選びのポイントを参考に、ぜひ毎日のヘアケアを見直してみて下さい。
毎日の積み重ねが、未来の美しい髪へと繋がります。
本記事は、30年以上の豊富な経験を持つ美容師であり、全国にサロンを展開する経営者、高橋正和氏の監修のもと作成されました。
専門知識と実践経験に基づき、正確かつ実用的な情報を提供することを目指しています。
監修 | |
高橋正和(美容師/サロン経営者) |
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