【美容師監修】カラーリングを長持ちさせる!おすすめシャンプー&トリートメント10選
「せっかく美容院で染めたのに、カラーリングがすぐに色落ちしてしまって悲しい…」 そんな経験はありませんか?
実は、毎日のシャンプーやトリートメントを変えるだけで、色落ちを防ぎ、サロン帰りの美しい髪色を長く楽しむことができるんです。
この記事では、美容師がカラーリングの色持ちを良くするヘアケアの重要性から、おすすめのシャンプー&トリートメント、効果的な使い方まで分かりやすく解説。
市販のものからサロン専売品まで、あなたの髪質や悩みに合わせて選べます。
さらに、シャンプー&トリートメント以外のプラスαの色持ちアップ術もご紹介します。
この記事を読めば、もうカラーリングの色落ちに悩まない!理想の髪色をキープして、毎日をもっとハッピーに過ごしましょう。
カラーリング後の髪悩みにさようなら!色持ちを良くするヘアケアの重要性
色落ちの原因を知って、美しい髪色をキープ!
カラーリングで髪はどうなる?キューティクルと色素の関係
様々な要因が重なることで進行するカラーの色落ち
主な色落ちの原因
- 毎日のシャンプー
- タオルドライ時の摩擦
- ドライヤーの熱
- 紫外線
- 海水やプールの水
- パーマや縮毛矯正
毎日のヘアケアで差をつける!色持ちアップのコツ
1. シャンプーはぬるま湯で優しく
2. カラーケアシャンプー&トリートメントの使用
3. タオルドライは優しく丁寧に
4. ドライヤーは速やかに、冷風も活用
5. 紫外線対策も忘れずに
6. 定期的なトリートメントで集中ケア
【タイプ別】美容師が厳選!おすすめシャンプー&トリートメント10選
市販シャンプー&トリートメント部門
ダメージケア重視タイプ
LUX ボタニカル リペア
- オーガニック認証を受けたボタニカル成分配合で、ダメージを補修しながら潤いを与え、カラーリングでパサつきがちな髪をまとまりやすく仕上げます。
- ナチュラルな香りでリラックス効果も期待できます。
パンテーン ミラクルズ カラーシャイン
- キューティクルを保護し、カラーリングの色落ちを防ぎ、ツヤと輝きを与えます。
- 髪の内部まで浸透し、ダメージを補修することで、切れ毛や枝毛を防ぎます。
カラーケア重視タイプ
いち髪 艶色を守るシャンプー&コンディショナー
- 天然由来の和草エキスが、カラーリングした髪を優しく洗い上げ、色落ちを防ぎます。
- 髪の芯まで潤いを届け、しっとりとしたツヤ髪に導きます。
BOTANIST ボタニカルカラーシャンプー&トリートメント モイスト
- 99%自然由来成分配合で、カラーリング後の頭皮と髪に優しく、色持ちを良くします。
- 24種類の植物由来成分が、髪のダメージを補修し、潤いを与えます。
コスパ重視タイプ
エッセンシャル flat ボリュームダウン
- カラーリングで傷んだ髪を補修し、指通りの良い滑らかな髪に仕上げます。
- お手頃価格ながら、カラーケア効果も期待できるコスパの良さが魅力です。
メリット リンスのいらないシャンプー
- 時短でケアを済ませたい方におすすめの、リンス不要のシャンプーです。
- カラーリングした髪を優しく洗い上げ、色落ちを防ぎながら、サラサラな髪に仕上げます。
サロン専売シャンプー&トリートメント部門
ダメージケア重視タイプ
資生堂プロフェッショナル サブリミック アクアインテンシブ 《 ダメージ・乾燥ケア 》
- 髪の内部からダメージを補修し、カラーリングの繰り返しで弱くなった髪を強くします。
- 髪の強度を高め、切れ毛や枝毛を防ぎ、美しい髪色を長く楽しめます。
カラーケア重視タイプ
- カラーリングの色落ちを防ぎ、鮮やかな髪色をキープします。
- 髪に潤いを与え、パサつきを抑え、ツヤのある髪に仕上げます。
ハイダメージケアタイプ
ビーエックス ディープレイヤー 《 ダメージ補修ケア シリーズ 》
- カラーリングやパーマなどで深刻なダメージを受けた髪を、集中的に補修します。
- 髪の芯から潤いを補給し、ハリとコシのある、健康的な髪に導きます。
シャンプー&トリートメントの効果的な使い方
せっかくカラーケアシャンプー&トリートメントを使っても、使い方を間違えると効果が半減してしまいます。
正しい使い方をマスターして、カラーリングを長持ちさせましょう。
シャンプー編
1. すすぎをしっかり行う
シャンプー前に、ぬるま湯で髪をよくすすぎましょう。
最低でも3分程度はすすぐのがおすすめです。
髪や頭皮についた汚れやスタイリング剤をしっかり落とすことで、シャンプーの泡立ちがアップし、洗浄効果が高まります。
2. シャンプーを泡立ててから髪につける
シャンプー剤は直接髪につけるのではなく、手のひらでよく泡立ててから使いましょう。
泡立てることで、摩擦による髪への負担を軽減できます。きめ細かい泡で、頭皮を優しく洗いましょう。
3. 指の腹を使って頭皮をマッサージするように洗う
爪を立てずに、指の腹を使って頭皮をマッサージするように洗いましょう。
ゴシゴシと強くこするのは逆効果です。頭皮の汚れを落とすイメージで、優しく丁寧に洗いましょう。
4. すすぎ残しがないように丁寧に
シャンプー後は、ぬるま湯ですすぎ残しがないように丁寧にすすぎましょう。
すすぎ残しがあると、頭皮トラブルや髪のパサつきの原因になります。時間をかけて、しっかりとすすぐようにしましょう。
トリートメント編
1. 水気を切ってからつける
トリートメントは、髪の水気を軽く切ってからつけましょう。
水気が多すぎると、トリートメントが薄まってしまい、効果が半減してしまいます。
2. 毛先を中心に揉み込むように
トリートメントは、毛先を中心に揉み込むようにつけましょう。
傷みやすい毛先にしっかりと栄養を与えることで、枝毛や切れ毛を防ぎます。
頭皮にトリートメントをつけると、毛穴詰まりの原因になる場合があるので、注意が必要です。
3. 2〜3分置いてからすすぐ
トリートメントをつけた後は、2〜3分程度置いてからすすぎましょう。
置くことで、トリートメントの成分が髪に浸透しやすくなります。蒸しタオルなどを巻くと、さらに効果的です。
4. すすぎはぬるめのお湯で
トリートメントをすすぐ際は、ぬるめのお湯を使いましょう。
熱いお湯を使うと、せっかく補修した髪のキューティクルが剥がれやすくなってしまいます。
プラスワンアドバイス
シャンプー&トリートメントの効果を最大限に引き出すために、以下のポイントも押さえておきましょう。
- タオルドライは優しく行う
- ドライヤーは髪から少し離して当てる
- 洗い流さないトリートメントでさらにケア
- 週に1〜2回はヘアパックをする
これらのポイントを意識することで、よりカラーリングの色持ちがアップします。ぜひ、毎日のヘアケアに取り入れてみてください。
シャンプー&トリートメント以外の色持ちアップ術
せっかくキレイに染まった髪色も、毎日のお手入れ方法によってその色持ちは大きく変わってきます。
シャンプーやトリートメント以外にも、カラーリングの色持ちを良くする効果的な方法をご紹介していきます。
ヘアカラー後すぐにシャンプーをしない
ヘアカラー剤が髪に定着するまでには、ある程度の時間が必要です。
カラーリング後すぐにシャンプーをしてしまうと、せっかく染まったカラー剤が流れ出てしまい、色落ちの原因に繋がります。
少なくとも24時間はシャンプーを控え、髪を洗う場合はお湯ですすぐようにしましょう。
熱から髪を守る
ドライヤーの熱
ドライヤーの熱は、髪のキューティクルを傷つけ、カラーの色落ちを早める原因になります。
ドライヤーを使う際は、15cm以上髪から離し、温風と冷風を交互に当てながら乾かすようにしましょう。
完全に乾かさずに放置するのもNGです。
ヘアアイロンの熱
ヘアアイロンの熱は、さらに高温なため、より一層の注意が必要です。
使用する際は、必ずヘアオイルや洗い流さないトリートメントで髪を保護してから行いましょう。
温度設定は180℃以下を目安にし、同じ箇所に何度も繰り返し当てるのは避けましょう。
紫外線
紫外線は、髪の内部構造を破壊し、カラーの色落ちだけでなく、パサつきや枝毛などのダメージの原因にもなります。
外出時は、帽子をかぶったり、日傘をさしたりして、紫外線から髪を守りましょう。
また、UVカット効果のあるヘアケア剤を使用するのもおすすめです。
適切なヘアケアアイテムを使う
カラーシャンプー&トリートメント
カラーシャンプーやトリートメントは、染めた髪色をキープするために開発されたアイテムです。
ピンク系、アッシュ系、ベージュ系など、様々なカラー展開がありますので、自分の髪色に合ったものを選びましょう。
ただし、毎日使用すると髪への負担が大きくなってしまう場合もあるため、週に2〜3回の使用を目安にするのがおすすめです。
ヘアオイル
ヘアオイルは、髪の乾燥を防ぎ、パサつきを抑える効果があります。
カラーリング後の髪は、特に乾燥しやすくなっているため、ヘアオイルでしっかりと保湿することが大切です。
洗い流さないタイプと洗い流すタイプがありますので、好みに合わせて選びましょう。
定期的なサロンケア
サロンでのトリートメントは、自宅でのケアでは補いきれない髪のダメージを補修し、カラーの色持ちを良くする効果があります。
1ヶ月に1度を目安に、サロンでプロのケアを受けるようにしましょう。
まとめ
今回は、カラーリングの色持ちを良くするシャンプー&トリートメントをご紹介しました。
色落ちの原因であるアルカリ性に傾いた髪を、アミノ酸系やベタイン系などの洗浄成分で優しく洗い、保湿成分配合のトリートメントでケアすることが大切です。
市販のものでも十分効果が期待できますが、よりダメージが気になる方はサロン品質のものを選ぶのもおすすめです。
今回ご紹介した内容を参考に、自分にぴったりのアイテムを見つけて、サロン帰りの美しい髪色をキープしましょう!
本記事は、30年以上の豊富な経験を持つ美容師であり、全国にサロンを展開する経営者、高橋正和氏の監修のもと作成されました。
専門知識と実践経験に基づき、正確かつ実用的な情報を提供することを目指しています。
監修 | |
高橋正和(美容師/サロン経営者) |
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