もう悩まない!春夏秋冬 季節に合わせたヘアケア方法とおすすめアイテムをご紹介
「季節の変わり目に髪のパサつきが気になる…」「今のヘアケア方法、本当に合ってる?」そんな悩みをお持ちのあなたへ。
実は、季節によって髪の悩みや必要なケアは変化します。
このページでは、春夏秋冬の季節に合わせた最適なヘアケア方法をご紹介。
さらに、それぞれの季節におすすめのシャンプーやトリートメント、ヘアオイルなどのアイテムを、人気ブランドの商品などを例に挙げながら具体的に解説していきます。
一年を通して、健やかで美しい髪を保つための秘訣が満載です。
季節によって変わる?ヘアケアの重要性
私たちの髪は、気温や湿度、紫外線量など、日々変化する外的環境の影響を大きく受けます。
さらに、季節の変わり目には体調を崩しやすくなるように、頭皮や髪の毛も敏感になりがちです。
だからこそ、季節に合わせたヘアケアが重要になってくるのです。
季節ごとの髪の悩みに合わせたケアを
例えば、湿度が高く紫外線の強い夏は、頭皮がベタつきやすく、汗や皮脂による臭いも気になります。
また、強い紫外線は髪の毛内部のタンパク質を破壊し、パサつきや枝毛、切れ毛の原因となります。
一方、乾燥した空気の冬は、頭皮の乾燥やかゆみが発生しやすく、静電気による髪の広がりや絡まりに悩まされることも多いでしょう。
このように、季節によって髪の悩みは変化するため、それぞれの季節に合わせた適切なヘアケアが欠かせません。
季節に合わせたヘアケアで、1年中美しい髪へ
春は、冬の乾燥でダメージを受けた髪をいたわり、成長期の夏のヘアケアに向けて土台を作る大切な時期です。
夏は、紫外線や海水、プールの塩素などから髪を守り、乾燥によるダメージを防ぐことが重要になります。
秋は、夏のダメージを受けた髪を補修し、乾燥しやすい冬の頭皮環境を整える準備期間です。冬は、乾燥から髪と頭皮を守り、静電気を抑えるケアが大切です。
このように、季節に合わせたヘアケアを行うことで、1年を通して健やかで美しい髪を保つことができるのです。
自分に合ったヘアケアを見つけよう
この後、具体的な季節ごとのヘアケア方法と、おすすめのアイテムをご紹介していきます。
ぜひ、今回の内容を参考にして、自分の髪質や悩みに合ったヘアケアを見つけてみて下さい。
春に気をつけたいヘアケア方法とおすすめアイテム
春の訪れとともに、気分も明るく新しい季節を楽しみたいもの。
しかし、春は過ごしやすい反面、ヘアケアには注意が必要な季節でもあります。
冬の乾燥した空気の影響が残っていることに加え、紫外線量が増え始める時期でもあるため、髪はダメージを受けやすい状態です。
さらに、春は気温の変化が大きく、頭皮環境が不安定になりがち。そのため、季節の変わり目に合わせた適切なヘアケアが重要になります。
春のヘアケアのポイント
乾燥対策
春は、冬の乾燥した空気の影響が残っているため、髪は乾燥しやすい状態です。
さらに、紫外線量も増え始めるため、髪の水分が奪われやすくなります。
乾燥した髪は、パサつきや切れ毛、枝毛の原因となります。
そのため、春のヘアケアでは、髪の保湿を重点的に行うことが大切です。
- シャンプー後、タオルドライでしっかりと水気を拭き取ることが大切です。その後、ドライヤーで乾かす際には、冷風を当てながら乾かすようにしましょう。こうすることで、髪の水分が蒸発するのを防ぎ、乾燥を防ぐことができます。
- アウトバストリートメントやヘアオイルを使用して、髪の保湿をしましょう。特に、毛先など乾燥しやすい部分は重点的にケアすることが大切です。
紫外線対策
春は、紫外線量が徐々に増え始める時期です。紫外線は、髪のタンパク質を破壊し、パサつきや切れ毛、枝毛の原因となります。
また、頭皮に炎症を起こし、フケやかゆみの原因となることもあります。そのため、春のヘアケアでは、紫外線対策も重要になります。
- 外出時には、帽子をかぶったり、日傘をさしたりして、紫外線から髪を守りましょう。
- UVカット効果のあるヘアオイルやヘアミストを使用するのも効果的です。
頭皮ケア
春は、気温の変化が大きく、頭皮環境が不安定になりがちです。
そのため、頭皮の乾燥やベタつき、かゆみなどのトラブルが起こりやすくなります。
頭皮環境を整えるためには、頭皮クレンジングや頭皮マッサージが効果的です。
- 週に1~2回程度、頭皮クレンジングを行い、毛穴に詰まった汚れを落としましょう。
- シャンプーをする際に、指の腹を使って頭皮を優しくマッサージすることで、血行促進効果も期待できます。
春のヘアケアにおすすめのアイテム
春のヘアケアにおすすめのアイテムをご紹介します。ぜひ、自分に合ったアイテムを見つけて、春ならではのヘアケアを楽しみましょう。
シャンプー&トリートメント
ニューウェイジャパン ナノアミノ 《 ダメージケアシリーズ 》
髪の内側から髪質を変える。ナノ化したアミノ酸系エモリエント成分(CMC類似体)が、髪内部に素早く浸透し、水分や脂質の保持力を向上。カラー・パーマなどによるダメージを修復します。
ヘアオイル
サニープレイス ケンアート スッキリ《 脂性頭皮ケア用シリーズ 》
出過ぎる皮脂を調整スッキリサッパリ頭皮に。頭皮から育毛ケア。アルカリ機能水・植体エキスの育毛ローション。多量に出過ぎてしまう皮脂や、脂汚れ、フケ・かゆみ・頭皮の荒れなどの頭皮の悩みがある方におすすめです。
夏に気をつけたいヘアケア方法とおすすめアイテム
厳しい日差しや高温多湿な環境が続く夏は、髪にとって過酷な季節。紫外線によるダメージや、汗・皮脂による頭皮のベタつきなど、さまざまなトラブルが起こりやすい時期です。ここでは、夏に特に気をつけたいヘアケア方法と、おすすめのアイテムをご紹介します。
夏のヘアケアのポイント
夏は、紫外線や熱、汗、皮脂など、髪と頭皮にダメージを与える要因がたくさんあります。これらの要因から髪を守るためには、以下のポイントを押さえたヘアケアを心がけましょう。
紫外線対策
- 外出時は帽子をかぶる、日傘をさすなどして、頭皮や髪への直接的な紫外線を避けるようにしましょう。特に、つむじや分け目は頭皮が日焼けしやすいので注意が必要です。
- UVカット効果のあるヘアオイルやスプレーを使用するのも効果的です。髪にツヤと潤いを与えながら、紫外線から守ってくれます。
頭皮の清潔を保つ
- 汗や皮脂で頭皮がベタつきやすい夏は、朝晩の洗髪を心がけましょう。ただし、洗いすぎは頭皮の乾燥を招く可能性があるので、自分の頭皮の状態に合わせて洗う頻度を調整することが大切です。
- シャンプーは、頭皮に優しいアミノ酸系シャンプーがおすすめです。しっかりと泡立ててから洗い、すすぎ残しがないように丁寧に洗い流しましょう。
髪の保湿
- 紫外線やエアコンの影響で、夏は髪が乾燥しやすくなります。乾燥を防ぐためには、トリートメントやヘアオイルでしっかりと保湿することが重要です。
- トリートメントは、毛先を中心に揉み込むように馴染ませ、数分置いてから洗い流しましょう。ヘアオイルは、タオルドライ後、スタイリング剤としても使用できます。
夏のヘアケアにおすすめのアイテム
ここでは、夏のヘアケアにおすすめのアイテムを具体的にご紹介します。
ドラッグストアで購入できるプチプラアイテムから、美容室専売のワンランク上のアイテムまで、幅広くピックアップしました。
シャンプー&トリートメント
ミントベルで、夏をCOOLに!髪と頭皮をケアしながらクールに洗い上げるクールケアシリーズです。暑い夏に最適な清涼感とさっぱりとした洗いあがりで、気持ちをリラックス&リフレッシュ。ペパーミントの葉から得られる天然メントール配合で、気分をリフレッシュしたいときや爽快感が欲しいときにぴったり!夏のほてった頭皮に爽快感。頭皮をすこやかに保つ。頭皮のニオイをおさえる。洗浄成分にこだわり、爽快感と指どおりの良さを両立しました。
コンディショナー
ダメージケアコンディショナー
紫外線によるダメージが気になる夏は、ダメージケア効果の高いコンディショナーを使用するのがおすすめです。髪の内部まで浸透し、パサつきや切れ毛を防ぎます。
- PANTENE ミラクルズ リッチモイスチャー トリートメント
- LUX スーパーリッチシャイン ダメージリペア リッチ補修トリートメント
軽やか仕上げのコンディショナー
しっとりタイプのコンディショナーは、夏場は重く感じてしまうことも。そんな時は、軽やか仕上げタイプのコンディショナーを選びましょう。サラサラとした指通りで、ベタつきを抑えます。
- TSUBAKI エアリーリペア トリートメント
- いち髪 THE PREMIUM 4X シャインシェイクセラム トリートメント
UVスプレー
香りとケアにこだわったUVケアスプレー「MIEUFA」気になる日々の紫外線から髪を守る「香る」UVケア。ヘアフレグランスとしても楽しめるマルチなアイテム。SPF50+/PA++++で、髪にも肌にも全身に使えるスプレータイプ。保湿効果のあるオイル成分と6種類のオーガニックハーブエキスが保湿をしながら髪や肌を守ります。
保湿効果の高いヘアオイル
乾燥が気になる方は、保湿効果の高いヘアオイルを選びましょう。アルガンオイルやホホバオイルなどの天然オイル配合のものがおすすめです。
- 大島椿 ヘアオイル
- ロレアル パリ エルセーヴ エクストラオーディナリー オイル エクラアンペリアル 艶髪オイル
UVケア
○紫外線によるカラーの色落ちやパサつきを改善。
○紫外線防止効果で紫外線から髪を守り、カラーの色持ちをキープさせ、うるおいを与えます。
「UVブロックで色落ちを軽減」し、「保湿効果」もあるINVIGO(インヴィゴ) SUNシリーズで、夏の髪のお悩みを解決!!紫外線によるダメージにうるおいを与え、髪を守ります。気持ちを落ち着かせる効果で知られている柑橘系の香り。
秋に気をつけたいヘアケア方法とおすすめアイテム
過ごしやすい気候の秋ですが、夏の紫外線ダメージや乾燥による影響が出やすい季節でもあります。
秋のヘアケアでは、夏のダメージケアをしながら、乾燥対策もしっかり行いましょう。
秋のヘアケアのポイント
- 夏のダメージヘアのケア
夏の強い紫外線により、髪の内部はパサつき、キューティクルが剥がれやすくなっています。ダメージを受けた髪は、枝毛や切れ毛の原因になりますので、集中的なヘアケアを行いましょう。 - 乾燥対策
秋は空気が乾燥しやすくなるため、頭皮や髪も乾燥しやすくなります。頭皮の乾燥はフケやかゆみの原因になるだけでなく、抜け毛にもつながることがあります。保湿効果の高いシャンプーやトリートメントを使用するなど、頭皮と髪に潤いを与えましょう。 - 食生活の改善
健康な髪を育てるためには、バランスの取れた食事を心がけましょう。特に、タンパク質、ビタミン、ミネラルを積極的に摂取することが大切です。
秋のヘアケアにおすすめのアイテム
シャンプー&トリートメント
資生堂プロフェッショナル サブリミック アクアインテンシブ 《 ダメージ・乾燥ケア 》
高まる密度、満ちるうるおい。ダメージケアのその先へ。髪のダメージ要因にアプローチする「ダブルリペアシステム」が、ダメージケアを次のステージへと進めました。使うたびに、芯から高まる密度、満ちるうるおい。 そして出会えるのは、しなやかな強さを秘めた美しさです。ダメージを受けている髪に、芯から負けない強さへ。
ヘアオイル
シュワルツコフ BCオイル イノセンス ローズ 《 ダメージケア&フレグランス ヘアケア 》
女性を“美”で充たすローズの至福、オイルの恵み。それはローズの幸せな予感。髪と地肌にプレシャスなローズの至福と最適なオイルバランスを。その手で、髪で、心で感じてほしい。
冬に気をつけたいヘアケア方法とおすすめアイテム
冬は空気が乾燥し、髪にとって非常に過酷な季節です。
寒さによる血行不良も重なり、パサつきや切れ毛、静電気など、さまざまなヘアトラブルが起こりやすくなります。
冬の乾燥した空気から髪を守り、健やかな美髪を保つためには、適切なヘアケアが欠かせません。
冬のヘアケアのポイント
冬のヘアケアで特に気をつけたいポイントは以下の点が挙げられます。
乾燥対策
冬は空気が乾燥し、肌だけでなく髪からも水分が奪われがちです。 そのため、保湿を意識したヘアケアが重要になります。
シャンプーは洗浄力が強すぎないものを選び、トリートメントやヘアオイルなどでしっかりと保湿しましょう。
また、加湿器を使用したり、室内で洗濯物を干したりするのも効果的です。
静電気対策
乾燥した冬は、静電気が発生しやすくなります。 静電気を防止するには、髪に潤いを与えることが大切です。
トリートメントやヘアオイルなどで髪に油分を補給したり、静電気防止効果のあるヘアブラシを使用したりしましょう。
また、化繊の素材の服を避けることも効果的です。
血行促進
寒さによって血行が悪くなると、頭皮に栄養が行き届かず、健康な髪が育ちにくくなります。
シャンプーの際には頭皮をマッサージするように洗い、血行を促進しましょう。 また、頭皮用美容液の使用も効果的です。
冬のヘアケアにおすすめのアイテム
数あるヘアケアアイテムの中から、冬におすすめの商品をいくつかご紹介します。
シャンプー&トリートメント
ビーエックス ディープレイヤー 《 ダメージ補修ケア シリーズ 》
自分史上最高にうぬぼれちゃう髪へ!髪の外部から内部までしっかりまとまる補修ケア!
ヘアオイル
素直で動かしやすい柔らかさへと導くデザインベースオイル。「ダメージ対応」のみならず「ハンドブローを行いやすくする素材作り」としての役割。様々な毛髪をハンドブローしただけでブラシブローしたような「柔らかさ」と「おさまり」を実現することで、ヘアデザインのクオリティアップを応援
まとめ
この記事では、季節ごとに変化する髪の悩みに合わせたヘアケア方法と、おすすめのアイテムをご紹介しました。
春は、冬の乾燥ダメージをケアし、花粉や紫外線対策も意識することが大切です。
夏は、強い紫外線や海水によるダメージから髪を守り、潤いを保つことが重要になります。
秋は、夏のダメージを補修し、乾燥しやすい頭皮環境を整えましょう。
冬は、乾燥から髪を守り、静電気を抑えるケアが大切です。
それぞれの季節に合わせた適切なヘアケアを行うことで、一年中を通して美しい髪を保ちましょう。
本記事は、30年以上の豊富な経験を持つ美容師であり、全国にサロンを展開する経営者、高橋正和氏の監修のもと作成されました。
専門知識と実践経験に基づき、正確かつ実用的な情報を提供することを目指しています。
監修 | |
高橋正和(美容師/サロン経営者) |
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