年齢別で違う?髪がパサつく原因と対策アイテムをプロが伝授!
「最近、髪の毛のパサつきが気になる…」「年齢のせいかしら?」そんな悩みをお持ちのあなたへ。
実は、髪のパサつきは年齢層によって原因も対策も異なるんです。
このページでは、10代から50代以降まで、年代別に髪のパサつく原因と、おすすめの対策アイテムをプロが分かりやすく解説!
さらに、毎日のヘアケア方法や食事のポイントまでご紹介します。
もう年齢のせいだと諦めないで!自分に合ったケアを見つけて、つややかで美しい髪を手に入れましょう。
髪のパサつきの原因って?
髪の内部構造とパサつきの関係
私たちの髪は、大きく分けてキューティクル、コルテックス、メデュラの3層構造になっています。
最も外側にあるキューティクルは、うろこ状の細胞が重なり合って、髪の内部を保護しています。
このキューティクルが、紫外線や摩擦などのダメージによって剥がれてしまうと、髪内部の水分や栄養分が流出しやすくなり、パサつきの原因となります。
コルテックスは、髪の約80%を占める層で、タンパク質や水分、メラニン色素などが含まれており、髪の強度や色艶を左右します。パーマやカラーリングなどの薬剤ダメージを受けると、コルテックス内のタンパク質が変性し、髪がパサつきやすくなります。
メデュラは、髪の芯にあたる部分で、空洞になっている場合もあります。メデュラは、髪の保湿や弾力に影響を与えるとされていますが、パサつきへの影響は少ないと考えられています。
年齢を重ねると髪がパサつく理由
年齢を重ねると、頭皮の皮脂分泌量が減少し、頭皮が乾燥しやすくなります。
頭皮が乾燥すると、髪に栄養が行き渡りにくくなり、パサつきや切れ毛、枝毛などの原因となります。
また、加齢に伴い、女性ホルモンの分泌量が減少することも、髪のパサつきに影響を与えます。
女性ホルモンには、髪の成長を促進したり、頭皮環境を整えたりする働きがあるため、分泌量が減ると、髪が細くなったり、パサついたりしやすくなるのです。
10代・20代に見られる髪のパサつきの原因と対策
10代・20代の髪のパサつきは、生活習慣やヘアケアの誤りが原因となっていることが多いです。
この時期は、おしゃれやダイエットなどで食生活が乱れがち。
また、パーマやカラーリングを楽しむ機会も増え、髪へのダメージが蓄積しやすくなります。
間違ったヘアケアが原因かも?
毎日のシャンプーやスタイリング剤の使用など、間違ったヘアケアを続けていると、髪に必要な栄養分や水分が失われ、パサつきの原因に繋がります。
例えば、
- 洗浄力の強いシャンプーの使い過ぎ
- 熱いお湯でのすすぎ
- ゴシゴシとタオルドライする
- ドライヤーの熱を当てすぎる
- ブラッシング不足
などは、髪への負担が大きくなってしまいます。これらの点を改善することで、パサつきを予防・改善できる可能性があります。
洗浄力の強いシャンプーは避けよう
洗浄力の強いシャンプーは、頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまうため、乾燥を招きやすくなります。アミノ酸系やスルホベタイン系など、洗浄力がマイルドなシャンプーを選び、頭皮を優しく洗いましょう。 また、自分の頭皮や髪質に合ったシャンプーを選ぶことも大切です。乾燥が気になる場合は、保湿成分配合のシャンプーを選ぶと良いでしょう。
すすぎやタオルドライにも気を配ろう
シャンプーやコンディショナーは、ぬるま湯でしっかりすすぎ流しましょう。熱いお湯は、頭皮の乾燥を招くだけでなく、髪の色落ちやダメージにも繋がります。タオルドライの際は、ゴシゴシと摩擦を与えるのではなく、優しく押さえるようにして水気を吸い取りましょう。その後、自然乾燥ではなく、ドライヤーを使って早めに乾かすことが大切です。
ドライヤーやヘアアイロンの使い方
ドライヤーの熱は、髪に大きなダメージを与えます。ドライヤーを使う際は、10cm以上の距離を保ち、同じ場所に長時間熱を当てないように注意しましょう。また、ヘアアイロンを使う場合は、事前に髪を完全に乾かし、温度を180度以下に設定するなど、熱ダメージを最小限に抑える工夫が必要です。さらに、ヘアオイルや洗い流さないトリートメントを使用し、髪を熱から保護することも効果的です。
ブラッシングでキューティクルを整えよう
ブラッシングは、髪のもつれを解きほぐすだけでなく、頭皮の血行促進効果も期待できます。ただし、濡れた髪にブラッシングを行うと、キューティクルが剥がれやすくなるため、必ず乾いた状態で行いましょう。豚毛や木製のブラシは、静電気が起きにくく、髪への負担が少ないためおすすめです。
おすすめのヘアケアアイテム
シャンプー&トリートメント
ミルボン ジェミールフラン 《 フレグランス ヘアケアシリーズ 》
仕事に恋に遊びに忙しい女性の毎日を、楽して「見た目のキレイ」を楽しむ毎日に。ジェミールフラン ヘアケアシリーズは、忙しい20代の女性のために設計されています。髪の絡まりを防ぎ、ダメージを受けやすい中間から毛先までをケアし、簡単な毎日のシャンプーだけで美しい髪質へと導きます。
洗い流さないトリートメント
自分らしさにこだわりを持つ女性とプロの視点から生まれたヘアケアシリーズ。パッケージデザイン・香り・天然素材の全てが女性を元気にさせ、素髪を活かしたべたつかない自然な仕上がりを表現。手に取った時ののびやリラックスできる香りなど、女性が使うものだからこその工夫をこらしました。
30代・40代に見られる髪のパサつきの原因と対策
30代・40代は、仕事や育児などで忙しい時期でもあり、自分のことは後回しになりがち。
しかし、この時期はホルモンバランスや生活習慣の変化によって、髪のパサつきが特に気になる年代でもあります。
ここでは、30代・40代の髪のパサつきの原因と対策について詳しく解説していきます。
ホルモンバランスの変化と髪の関係
30代・40代になると、女性ホルモンの分泌量が徐々に減少していきます。
女性ホルモンには、髪の成長を促したり、頭皮や髪を健やかに保つ働きがあります。
そのため、女性ホルモンの減少は、髪の成長サイクルの乱れ、頭皮の乾燥、皮脂量の減少などを引き起こし、結果として髪のパサつきや抜け毛、うねりなどに繋がることがあります。
女性ホルモンと髪の関係
- エストロゲン:髪の成長を促進し、ツヤやハリを保つ
- プロゲステロン:頭皮の皮脂分泌を調整し、保湿効果を高める
これらのホルモンバランスの変化は、個人差が大きく、また、自覚症状がない場合もあるため、気づかないうちに髪への影響が出ている可能性もあります。
おすすめのヘアケアアイテム
ホルモンバランスの変化による髪のパサつき対策には、頭皮環境を整え、髪の水分量をキープすることが重要です。
ここでは、おすすめのヘアケアアイテムをご紹介します。
シャンプー&トリートメント
資生堂プロフェッショナル サブリミック アクアインテンシブ 《 ダメージ・乾燥ケア 》
高まる密度、満ちるうるおい。ダメージケアのその先へ。髪のダメージ要因にアプローチする「ダブルリペアシステム」が、ダメージケアを次のステージへと進めました。使うたびに、芯から高まる密度、満ちるうるおい。 そして出会えるのは、しなやかな強さを秘めた美しさです。ダメージを受けている髪に、芯から負けない強さへ
洗い流さないトリートメント
素直で動かしやすい柔らかさへと導くデザインベースオイル。「ダメージ対応」のみならず「ハンドブローを行いやすくする素材作り」としての役割。様々な毛髪をハンドブローしただけでブラシブローしたような「柔らかさ」と「おさまり」を実現することで、ヘアデザインのクオリティアップを応援。
これらのヘアケアアイテムを、自分の髪質や悩みに合わせて選ぶことが大切です。いろいろ試して、自分に合ったものを見つけましょう。
50代以降に見られる髪のパサつきの原因と対策
50代に突入すると、髪の毛の悩みはより一層深刻になる方が多いのではないでしょうか。
特に、以前は気にならなかったのに、最近になってパサつきが気になるようになったという方もいるかもしれません。
50代以降の髪の毛のパサつきは、加齢による様々な要因が複雑に絡み合って起こります。
加齢による頭皮の変化
50代以降になると、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が急激に減少します。
エストロゲンには、頭皮の皮脂分泌を促し、潤いを保つ働きがあるため、分泌量が減ることで頭皮が乾燥しやすくなります。
頭皮が乾燥すると、頭皮のバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすくなるため、炎症やかゆみを引き起こしやすくなります。
そして、乾燥した頭皮は、健康な髪の毛を育てることができず、パサついた髪の毛が生えてくる原因になります。
頭皮の血行不良
加齢に伴い、頭皮の血行が悪くなることもパサつきの原因の一つです。頭皮は、毛細血管から栄養や酸素を受け取って健康な髪を育んでいます。しかし、加齢により血行が悪くなると、頭皮に十分な栄養や酸素が行き渡らなくなり、髪の毛の成長が阻害され、パサつきや抜け毛の原因になります。また、血行不良は頭皮のターンオーバー(新陳代謝)を遅らせる原因にもなり、古い角質が蓄積することで頭皮環境が悪化し、更なるパサつきを招きます。
髪の水分量減少とキューティクルの変化
髪の毛の約90%は、コルテックスと呼ばれるタンパク質でできています。コルテックスの中には、水分を保つ働きを持つ「NMF(天然保湿因子)」が存在し、髪の毛をしっとりとした状態に保っています。
しかし、加齢とともにこのNMFが減少するため、髪の毛の水分量が低下しやすくなります。
そして、髪の毛の表面を覆っているキューティクルも、加齢とともに薄く、剥がれやすくなります。
キューティクルは、髪の毛内部の水分を保ち、外部からの刺激から守る役割を担っています。
しかし、キューティクルが剥がれることで、髪の毛内部の水分が蒸発しやすくなり、パサつきが目立つようになります。
おすすめのヘアケアアイテム
50代以降のパサつき対策には、頭皮環境を整え、髪の毛に潤いを与えることが重要です。
以下のアイテムを参考に、自分に合ったヘアケアを見つけましょう。
シャンプー
資生堂プロフェッショナル サブリミック フェンテフォルテ 《スカルプケア》
紫外線や乾燥はもちろん、忙しい日々に感じるストレスはひそかに、でも確実に頭皮にダメージを蓄積させている。新しくなったフェンテフォルテは頭皮にうるおいを与え、トラブルの原因にアプローチ。頭皮が持つバリア機能の強化にも着目し、心を解放するような香りとともに、ホリスティックに頭皮を健やかに導きます。
頭皮ケアアイテム
頭皮用美容液
頭皮用美容液は、頭皮に直接塗布することで、頭皮環境を整え、健康な髪を育む効果があります。頭皮用美容液には、保湿成分、血行促進成分、抗炎症成分などが配合されています。乾燥が気になる方は、保湿成分としてセラミドやヒアルロン酸などが配合された頭皮用美容液を選びましょう。また、頭皮の血行促進効果が期待できる、センブリエキスやショウガ根エキスなどが配合された頭皮用美容液もおすすめです。頭皮用美容液は、洗髪後、タオルドライした頭皮に塗布し、優しくマッサージしながら馴染ませます。
頭皮マッサージブラシ
頭皮マッサージブラシは、頭皮をマッサージすることで、血行促進効果やリフトアップ効果が期待できます。頭皮の血行が促進されると、毛根に栄養が行き渡りやすくなるため、健康な髪の毛が生えてきやすくなります。また、頭皮マッサージは、頭皮の緊張を和らげ、リラックス効果も期待できます。頭皮マッサージブラシは、シャンプー時やお風呂上がりの頭皮ケアに使用します。頭皮に優しく当て、円を描くようにマッサージします
髪の内部からパサつき対策!毎日のヘアケア方法
毎日何気なく行っているヘアケアが、実は髪のパサつきの原因になっていることも。
正しいヘアケア方法をマスターして、内側から潤う美しい髪を手に入れましょう。
シャンプー前にブラッシング
シャンプー前のブラッシングは、髪の絡まりやホコリを取り除くだけでなく、頭皮の血行促進効果も期待できます。
ブラッシングには、豚毛や猪毛などの天然毛のブラシがおすすめです。
ナイロン製のブラシよりも静電気が起きにくく、髪への負担を軽減できます。
ブラッシングをする際は、毛先から優しくときほぐし、徐々に頭皮に向かっていくようにしましょう。
頭皮を傷つけないように、力を入れすぎずに行うのがポイントです。
正しいシャンプーの仕方
シャンプーは、髪と頭皮の汚れを落とすための重要なプロセスですが、間違った方法で行うと、髪に必要な皮脂まで取り除いてしまい、パサつきの原因になります。
正しいシャンプーの仕方で、頭皮環境を整え、健康な髪を育みましょう。
シャンプー前の予洗い
シャンプー前に、ぬるま湯で髪と頭皮をしっかりとすすぎましょう。
予洗いをしっかり行うことで、髪の汚れの約7割が落ちると言われており、シャンプーの泡立ちも良くなります。
また、お湯の温度は38度くらいが目安です。
熱すぎるお湯は、頭皮の乾燥を招くだけでなく、必要な皮脂まで取り除いてしまうため注意が必要です。
シャンプーを泡立てる
シャンプー剤を直接髪につけるのではなく、手のひらでよく泡立ててから使いましょう。
シャンプー剤を直接髪につけてしまうと、頭皮への負担が大きくなってしまいます。
しっかりと泡立てることで、摩擦を軽減し、頭皮と髪をやさしく洗い上げることができます。
泡立てネットを使うと、簡単にきめ細かい泡を作ることができます。
指の腹を使って頭皮を洗う
シャンプーをする際は、爪を立てずに指の腹を使って優しく頭皮をマッサージするように洗いましょう。
頭皮をゴシゴシこすってしまうと、頭皮に傷がつき、炎症やフケ、かゆみの原因になる可能性があります。
指の腹を使って、頭皮全体を優しく洗うように心がけましょう。
すすぎ残しがないように
シャンプー剤が残っていると、頭皮トラブルや髪のベタつき、パサつきの原因になります。
シャンプー後、時間をかけてしっかりとすすぎましょう。
すすぎ残しが多い部分は、生え際や耳の後ろ、襟足です。これらの部分を意識してすすぐようにしましょう。
トリートメント・コンディショナーの使い方
シャンプー後、トリートメントやコンディショナーを使用することで、髪のダメージを補修し、パサつきを抑えることができます。
トリートメントとコンディショナーの違いを理解し、自分の髪質に合ったアイテムを選びましょう。
トリートメント
トリートメントは、髪の内部まで浸透し、ダメージを補修する効果があります。
髪の傷みが気になる方や、パサつきが特に気になる方におすすめです。
トリートメントを使用する際は、髪の水気を軽く切ってから、毛先を中心に馴染ませましょう。
その後、数分置いてから洗い流すことで、より効果を実感できます。
コンディショナー
コンディショナーは、髪の表面をコーティングし、滑らかさを与える効果があります。
トリートメントよりも効果は穏やかですが、毎日のケアに取り入れやすいというメリットがあります。
コンディショナーを使用する際は、髪全体に馴染ませた後、すぐに洗い流しても問題ありません。
ドライヤーのかけ方
濡れた髪はデリケートな状態なので、自然乾燥ではなく、ドライヤーを使って乾かすようにしましょう。
正しくドライヤーを使うことで、髪の毛内部の水分バランスを整え、パサつきや広がりを抑えることができます。
タオルドライで水気を取る
ドライヤーをかける前に、タオルで髪の毛の水分を優しく吸い取りましょう。
ゴシゴシと強くこすってしまうと、キューティクルが剥がれ落ち、パサつきの原因になります。
タオルで髪の毛を挟むようにして、ポンポンと軽く叩きながら水気を取ると良いでしょう。
冷風と温風を交互に当てる
ドライヤーの熱は、髪の毛のダメージに繋がります。
温風を当て続けるのではなく、冷風と交互に当てることで、熱によるダメージを軽減することができます。
温風で髪の毛の根元から乾かした後、冷風を当てることで、キューティクルが引き締まり、ツヤのある髪に仕上がります。
ドライヤーを髪から離して使う
ドライヤーを髪の毛に近づけすぎると、熱によって髪の毛が傷んでしまい、パサつきの原因になります。
ドライヤーを髪の毛から15cmほど離して使うように心がけましょう。
また、同じ場所に長時間ドライヤーを当て続けるのも避けましょう。
これらのヘアケア方法を実践して、内側から潤う、美しい髪を手に入れましょう。
食生活も大切!髪のパサつきを改善する食事
どんなにヘアケアに力を入れても、食生活が乱れていては髪のパサつきは改善されません。
髪に良い栄養素を積極的に摂るように心がけましょう。食生活を見直すことは、内側からのヘアケアにつながります。
髪に良い栄養素と食材
健康な髪を作るために、積極的に摂りたい栄養素と、それらを多く含む食材をご紹介します。
毎日の食事に取り入れて、内側から美しい髪を目指しましょう。
タンパク質
髪の大部分はタンパク質でできています。タンパク質が不足すると、髪の成長が悪くなったり、パサつきの原因となったりします。 肉、魚、卵、大豆製品、乳製品など、良質なタンパク質をバランス良く摂取しましょう。
ビタミンA
ビタミンAは、頭皮の健康を保ち、乾燥を防ぐ効果があります。ビタミンAが不足すると、頭皮が乾燥しやすくなり、フケやかゆみの原因になることも。 レバー、うなぎ、卵黄、緑黄色野菜などに多く含まれています。
ビタミンB群
ビタミンB群は、髪の成長を促進し、健康な髪を保つために欠かせない栄養素です。ビタミンB群が不足すると、抜け毛や白髪の原因になることも。 ビタミンB群は、豚肉、レバー、うなぎ、玄米、大豆製品などに多く含まれています。
ビタミンC
ビタミンCは、コラーゲンの生成を助け、頭皮の血行を促進する効果があります。コラーゲンは髪に弾力を与える働きがあり、頭皮の血行が促進されると、髪に栄養が行き渡りやすくなります。 イチゴ、レモン、キウイフルーツ、ブロッコリー、ピーマンなどに多く含まれています。
ビタミンE
ビタミンEは、頭皮の血行を促進し、髪の酸化を防ぐ効果があります。頭皮の血行が促進されると、髪に栄養が行き渡りやすくなり、健康な髪が育ちます。 アーモンド、ひまわりの種、アボカド、かぼちゃ、ほうれん草などに多く含まれています。
亜鉛
亜鉛は、髪の成長を促進し、抜け毛を防ぐ効果があります。亜鉛が不足すると、髪の成長が遅くなったり、抜け毛が増えたりすることがあります。 牡蠣、牛肉、レバー、チーズ、納豆などに多く含まれています。
鉄
鉄は、血液中のヘモグロビンの生成に必要で、頭皮に栄養を運ぶ役割を担っています。鉄が不足すると、頭皮に十分な栄養が行き渡らず、髪の成長が悪くなったり、パサつきの原因となったりします。 レバー、ひじき、小松菜、ほうれん草などに多く含まれています。
バランスの取れた食事を心がけよう
これらの栄養素をバランス良く摂取することが大切です。特定の食材ばかりを食べるのではなく、様々な食材を組み合わせて、栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。
また、暴飲暴食や過度なダイエットは、栄養不足を招き、髪のパサつきの原因となります。
健康的な食生活を送り、美しい髪を育みましょう。
まとめ
年齢によって変化する髪の悩みに合わせ、適切なヘアケアを行うことが大切です。
10代・20代では、日々のヘアケアを見直し、正しい方法で行うことでパサつきを抑えられます。
30代・40代では、ホルモンバランスの変化による影響を考慮し、保湿効果の高いアイテムの使用がおすすめです。
50代以降は、頭皮のケアにも力を入れ、エイジングケア※効果のあるアイテムを選びましょう。
毎日のヘアケアに加え、栄養バランスの取れた食事も心がけ、内側からも美しい髪を目指しましょう。
※年齢に応じたケアのこと
本記事は、30年以上の豊富な経験を持つ美容師であり、全国にサロンを展開する経営者、高橋正和氏の監修のもと作成されました。
専門知識と実践経験に基づき、正確かつ実用的な情報を提供することを目指しています。
監修 | |
高橋正和(美容師/サロン経営者) |
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