初心者さんも安心!失敗しない「眉カラー」方法をプロが解説
「眉毛の色を変えるだけで、顔の印象ってこんなに変わるの!?」と驚くはず。
でも、いざセルフ眉カラーに挑戦しようと思っても、「自分に似合う色って?」「不自然に仕上がったりしない?」と不安な方も多いのではないでしょうか?
この記事では、初心者さんが失敗しやすいポイントを踏まえながら、プロが分かりやすく解説します。
市販のおすすめ眉カラー剤もご紹介するので、ぜひ最後まで読んで、理想の眉を手に入れてくださいね。
眉カラーとは?
眉カラーとは、専用のカラーリング剤を使って眉毛の色を染めるメイク方法のことです。
髪色やなりたいイメージに合わせて眉の色を変えることで、顔全体の印象を大きく変えられます。
近年では、セルフで眉カラーを楽しむ人が増えています。
メリット
眉カラーには、以下のようなメリットがあります。
- 印象を簡単に変えられる
- メイクの時短になる
- 汗や水に強く、落ちにくい
- 髪色との統一感が生まれる
印象を簡単に変えられる
眉の色を変えるだけで、優しく印象や、スタイリッシュでクールな印象など、ガラリと印象を変えることができます。
髪色を変えるよりも手軽にイメージチェンジを楽しめるのが魅力です。
メイクの時短になる
眉カラーをすると、毎日のメイクで眉を描く手間が省けます。
特に、パウダーやペンシルで眉を描くのが苦手な人や、時間がない朝でも簡単に美しい眉をキープできます。
汗や水に強く、落ちにくい
眉マスカラやアイブロウパウダーに比べて、汗や水、皮脂に強く、長時間仕上がりが持続します。
そのため、スポーツや海などのレジャーシーンでも眉が消える心配がありません。
髪色との統一感が生まれる
髪色に合わせて眉の色を変えることで、顔全体の統一感が生まれ、洗練された印象になります。
ヘアカラーを変えたときや、根本の黒髪が伸びてきたときにもおすすめです。
デメリット
一方で、眉カラーには以下のようなデメリットも考えられます。
- 肌への負担
- 失敗すると修正が難しい
- 理想通りの色にならない場合がある
肌への負担
眉カラー剤に含まれる成分によっては、肌に刺激を感じたり、アレルギー反応を起こしたりする可能性があります。
敏感肌の人は、事前にパッチテストを行うなど、注意が必要です。
失敗すると修正が難しい
一度染めてしまうと、色が落ちるまで時間がかかります。
失敗すると、修正するのが難しい場合もあるため、特に初めてセルフで眉カラーをする際は注意が必要です。
理想通りの色にならない場合がある
髪色や肌色、もともとの眉の色素によって、仕上がりの色がイメージと異なる場合があります。
希望の色に染めるためには、自分の眉の状態やカラー剤の特徴を理解しておくことが大切です。
セルフ眉カラーの注意点
セルフで眉カラーを行う際の注意点は以下の点が挙げられます。
- 説明書をよく読む
- パッチテストを行う
- 眉周りの肌を守る
- 放置時間を守る
説明書をよく読む
使用する眉カラー剤によって、使用方法や放置時間などが異なります。
使用前に必ず説明書をよく読み、正しく使用しましょう。
パッチテストを行う
特に敏感肌の人は、事前にパッチテストを行い、肌に異常がないか確認しましょう。
腕の内側など、皮膚の薄い部分に少量のカラー剤を塗り、24時間~48時間程度様子を見ます。
赤みやかゆみなどの症状が出た場合は、使用を控えましょう。
眉周りの肌を守る
眉カラー剤が肌に触れないように、ワセリンやクリームなどで眉周りを保護しましょう。
こうすることで、肌への負担を軽減し、色素沈着を防ぐことができます。
放置時間を守る
放置時間は、眉カラー剤によって異なります。
短すぎると色がしっかりと入らず、長すぎると色が濃くなりすぎたり、肌への負担が大きくなったりする可能性があります。
説明書に記載されている時間を守って使用しましょう。
眉カラーに必要なもの
眉カラーを成功させるためには、必要なアイテムを揃えることが大切です。
ここでは、眉カラーの基本アイテムからあると便利なアイテムまでご紹介します。
基本アイテム
1. 眉カラー剤
眉カラー剤には、クリームタイプ、パウダータイプ、リキッドタイプ、マスカラタイプなど、さまざまな種類があります。自分に合ったタイプを選びましょう。初めて眉カラーをする方は、肌への負担が少ないクリームタイプがおすすめです。
2. 眉用ブラシ
スクリューブラシと平筆ブラシの2種類があると便利です。スクリューブラシは、眉を整えたり、カラー剤をぼかしたりするのに役立ちます。平筆ブラシは、眉の輪郭を取ったり、細かい部分を塗ったりするのに適しています。
3. コットン
カラー剤を拭き取ったり、肌についたカラー剤をオフしたりするために使用します。大きめのコットンを複数枚用意しておきましょう。
4. 綿棒
はみ出したカラー剤を修正したり、細かい部分を塗ったりする際に便利です。
5. 手袋
カラー剤が手につくのを防ぐために、使い捨てのビニール手袋などを着用しましょう。
あると便利なアイテム
1. ワセリン
眉周りの肌に塗ることで、カラー剤の付着を防ぎ、肌への負担を軽減することができます。特に敏感肌の方は、使用することをおすすめします。
2. ラップ
カラー剤を塗布した後、ラップで眉を覆うことで、染まりを促進することができます。冬場など、室温が低い場合に特に効果的です。
3. 鏡
顔全体を見ながら眉カラーをするために、大きめの鏡があると便利です。また、細かい部分を確認するために、拡大鏡があるとより便利です。
これらのアイテムを揃えて、自分にぴったりの眉カラーに挑戦してみましょう!
眉カラーの種類
眉カラーと一口に言っても、その種類はさまざま。
ここでは、代表的な眉カラーの種類と、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。
パウダータイプ
アイブロウパウダーと同じ感覚で使える、初心者さんにもおすすめのタイプです。
メリット
- ふんわりと自然な仕上がりになる
- 色の濃淡を調整しやすい
- 他のアイブロウアイテムと混ぜて使いやすく、応用が効く
デメリット
- リキッドタイプやマスカラタイプに比べると、発色が穏やか
- 汗や水に弱く、落ちやすい
こんな人におすすめ
- 眉カラー初心者さん
- ナチュラルメイクが好き
- 眉メイクに時間をかけたくない
リキッドタイプ
リキッドアイブロウのように、筆を使って眉を描くように色を乗せるタイプです。
メリット
- 発色が良く、しっかり色づく
- 汗や水に強く、落ちにくい
- 1本1本の眉を描き足すように使うこともできる
デメリット
- パウダータイプに比べると、色の調整が難しい
- 失敗すると修正が大変
こんな人におすすめ
- 眉をしっかり染めたい人
- スポーツをする人など、汗や水に強い眉メイクを求める人
- 眉が薄い部分を補いたい人
ペンシルタイプ
眉1本1本を描き足すように使えるタイプです。眉カラーとしてはもちろん、普段の眉メイクにも使えます。
メリット
- 細かい部分も描きやすい
- 自然な陰影をつけやすい
- 持ち運びに便利
デメリット
- 眉全体を染めるのには向いていない
- 力加減によって、ムラになりやすい
こんな人におすすめ
- 眉尻など、部分的に眉を描き足したい人
- 自然な眉メイクが好き
マスカラタイプ
マスカラのように、ブラシで眉全体に色を乗せるタイプです。手軽に使えて、眉メイク初心者さんにも人気です。
メリット
- 簡単に塗れる
- 眉全体を均一に染めやすい
- 眉の毛流れを整えながら、立体感を出すこともできる
デメリット
- 肌につくと落ちにくいので、注意が必要
- ブラシが大きいため、細かい部分には塗りにくい
こんな人におすすめ
- 眉メイク初心者さん
- 時短で眉メイクを済ませたい人
- 眉のボリュームを出したい人
このように、眉カラーにはさまざまな種類があります。自分のニーズや好みに合わせて、ぴったりのアイテムを選んでみましょう。初めて使う場合は、口コミなども参考にしながら選ぶのがおすすめです。
次の章では、髪色や肌色に合わせた眉カラーの選び方について解説していきます。
自分に合った眉カラーの選び方
自分に似合う眉カラーが分からない…という方のために、髪色・肌色・なりたいイメージ別に、眉カラーの選び方のポイントをご紹介します。
髪色との合わせ方
基本的には、髪色に合わせて眉カラーを選ぶと、顔全体に統一感が生まれます。
しかし、一概に髪色に合わせると言っても、全く同じにする必要はありません。
むしろ、全く同じ色にすると、のっぺりとした印象になってしまうことも。
髪色よりもワントーン明るいカラーを選ぶと、顔に立体感が生まれ、自然で垢抜けた印象になります。
例えば、下記のようなイメージです。
髪色 | 眉カラー |
---|---|
明るいブラウン | イエロー系ブラウン、明るいベージュ |
オレンジブラウン | オレンジ系ブラウン |
ピンクブラウン | ピンク系ブラウン、明るいベージュ |
アッシュブラウン | アッシュ系ブラウン、グレー |
ダークブラウン | ナチュラルブラウン |
ブラック | ダークブラウン、グレー |
黒髪の方であれば、ダークブラウンやグレーの眉カラーを選ぶと、顔全体が暗く見えにくく、ソフトな印象になります。
肌色との合わせ方
肌色との相性も、眉カラー選びで重要なポイントです。
イエローベースの肌
イエローベースの肌の方は、暖色系の色が馴染みやすい傾向にあります。 そのため、眉カラーもイエロー系ブラウン、オレンジ系ブラウン、ピンク系ブラウンなど、温かみのあるカラーを選ぶと良いでしょう。
ブルーベースの肌
ブルーベースの肌の方は、寒色系の色が馴染みやすい傾向にあります。 アッシュ系ブラウン、グレー、カーキなど、ややクールな印象のカラーがおすすめです。
なりたいイメージ別
なりたいイメージ別に、眉カラーを選ぶのもおすすめです。
優しい・女性らしいイメージ
- 明るいベージュ
- ピンク系ブラウン
クール・スタイリッシュなイメージ
- アッシュ系ブラウン
- グレー
- カーキ
ナチュラルなイメージ
- ライトブラウン
- ナチュラルブラウン
華やか・明るいイメージ
- イエロー系ブラウン
- オレンジ系ブラウン
このように、髪色や肌色だけでなく、なりたいイメージも考慮しながら、自分にぴったりの眉カラーを見つけてみましょう。
「眉カラー」基本の方法
ここでは、セルフで眉カラーを行う際の基本的な手順を、詳しく解説していきます。
初めての方でも分かりやすいように、ポイントを押さえながら説明していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
準備
眉カラーを始める前に、必要なものを準備しましょう。以下のものを用意しておくとスムーズに進められます。
- 眉カラー剤
- 眉用ブラシ
- 綿棒
- ティッシュペーパー
- ワセリン
- 鏡
- ヘアキャップやタオル
- 汚れても良い服
眉カラー剤は、自分の髪色や肌色に合ったものを選びましょう。
初めての方は、肌への刺激が少ない敏感肌用タイプがおすすめです。
また、眉用ブラシは、毛先が斜めになっているものが使いやすくおすすめです。
眉周りの保護
眉カラー剤を塗る前に、眉周りの肌を保護します。
眉カラー剤が肌につくと、色が染まってしまう可能性があります。特に肌が弱い方は、しっかりと保護しておきましょう。
手順
- 綿棒にワセリンを少量取ります。
- 眉の周りの肌に、ワセリンを薄く塗ります。眉尻や眉頭など、細かい部分にも丁寧に塗りましょう。
- ワセリンを塗り終わったら、ティッシュペーパーで軽く押さえるようにして、余分な油分を取り除きます。
ワセリンを塗ることで、眉カラー剤が肌に直接触れるのを防ぎ、色素沈着を防ぐことができます。
ワセリンの代わりに、リップクリームや乳液でも代用できます。
眉カラー剤を塗る
眉周りの保護ができたら、いよいよ眉カラー剤を塗っていきます。
眉全体に均一に塗ることがポイントです。
ムラになってしまった場合は、後から修正するのが難しいので、丁寧に塗りましょう。
手順
- 眉用ブラシに適量の眉カラー剤を取ります。一度にたくさんつけすぎず、少しずつ調整しながら取るようにしましょう。
- 眉尻から眉頭に向かって、毛流れに逆らうようにして塗っていきます。眉尻は特に濃くしたい部分なので、少し多めに塗ると良いでしょう。
- 眉頭は、ブラシに残った眉カラー剤を軽く乗せる程度でOKです。濃くしすぎると、不自然な仕上がりになってしまうので注意しましょう。
- 眉全体に塗り終わったら、指で軽く押さえるようにして、毛の中にしっかりと色を馴染ませます。
眉カラー剤を塗る際は、鏡で確認しながら行いましょう。また、眉カラー剤が目に入らないように注意してください。
放置時間
眉カラー剤を塗り終わったら、所定時間放置します。放置時間は、使用する眉カラー剤によって異なります。
商品の説明書きをよく読んでから、適切な時間放置しましょう。
- 放置時間の目安は、5分~10分程度です。
- 放置時間が短すぎると、色がしっかりと入らない場合があります。
- 逆に、放置時間が長すぎると、色が濃くなりすぎたり、肌に刺激を感じたりする可能性があります。
放置中は、ヘアキャップやタオルを頭に巻いておくと、眉カラー剤が垂れてくるのを防ぐことができます。
また、時間を置いている間に、他の用事を済ませておくのも良いでしょう。
拭き取り
放置時間が経過したら、綿棒で眉カラー剤を拭き取っていきます。
この時、ゴシゴシと強くこすってしまうと、肌への負担が大きくなってしまうので、優しく拭き取るように心がけましょう。
手順
- 乾いた綿棒で、眉尻から眉頭に向かって、毛流れに沿って優しく拭き取っていきます。
- 眉カラー剤が完全に拭き取れたら、水で洗い流します。この時、お湯を使うと色が落ちやすくなってしまうので、必ず水を使用してください。
- 洗顔料を使って、眉周りの汚れを落とします。眉周りの肌はデリケートになっているので、ゴシゴシこすらず、優しく洗うようにしましょう。
- 洗顔後、タオルで優しく水気を拭き取ります。
拭き取り後、肌に赤みやかゆみなどの異常を感じた場合は、すぐに使用を中止し、皮膚科専門医に相談してください。
仕上げ
眉カラー剤を拭き取り、洗顔が完了したら、最後に仕上げです。
仕上げのひと手間を加えることで、より美しい眉をキープすることができます。
手順
- 化粧水を含ませたコットンで、眉周りを優しく拭き取ります。化粧水には、肌を保湿し、整える効果があります。
- 乳液やクリームを、眉周りに薄く塗ります。保湿することで、肌の乾燥を防ぎ、眉カラーの色持ちを良くすることができます。
仕上げが終わったら、眉メイクをしてお好みの眉に仕上げましょう。眉マスカラやアイブロウパウダーを使うと、より立体感のある眉に仕上がります。また、眉を整える際は、スクリューブラシを使うと便利です。
以上が、「眉カラー」基本の方法です。セルフで眉カラーをする際は、これらの手順を参考に、丁寧に進めていきましょう。
眉カラーを長持ちさせるコツ
せっかく綺麗に眉カラーをしたなら、少しでも長くキープしたいですよね。
ここでは、眉カラーを長持ちさせるためのコツをご紹介します。
毎日のケアに少し工夫を取り入れるだけで、眉カラーのもちがぐっと良くなりますよ。
1. 摩擦を避ける
眉は顔のパーツの中でも、クレンジングや洗顔、メイクなどで摩擦を受けやすい部分です。
ゴシゴシとこすってしまうと、せっかく染めた眉カラーが剥がれ落ちてしまう原因に。
クレンジングや洗顔をする際は、眉を強くこすらず、優しく丁寧に触れるようにしましょう。
2. 油分の多いスキンケアを控える
眉周りの油分は、眉カラーの褪色を早める原因の一つです。
特に、オイルクレンジングや油分の多いクリームは、眉に直接つけないように注意が必要です。
眉メイクを落とす際は、ポイントメイクリムーバーを使用したり、クレンジング料をコットンにしっかり含ませてから優しく拭き取ったりするなど工夫してみましょう。
3. 眉メイクは重ねすぎない
眉カラーを長持ちさせたいからと、何度も眉メイクを重ねてしまうのは逆効果。
パウダーやペンシル、マスカラなどを重ね塗りすると、その分だけクレンジング時の摩擦も大きくなってしまいます。
眉カラー後は、自眉が濃く色づいている状態なので、普段よりもメイクを控えめにするのがおすすめです。
4. 紫外線対策をする
髪や肌と同じように、眉も紫外線の影響を受けやすいパーツです。
紫外線を浴び続けると、眉カラーの色素が分解され、退色を早めてしまいます。
日焼け止めを塗るだけでなく、帽子や日傘を活用するなど、外出時はしっかりUVケアを行いましょう。
眉専用のUVカットアイテムも販売されているので、気になる方はチェックしてみて下さい。
5. 眉美容液でケアする
健康な眉を保つことは、眉カラーを長持ちさせるためにも重要です。
眉専用の美容液には、保湿成分や毛髪補修成分などが配合されており、眉のダメージを補修し、健やかに保つ効果が期待できます。
毎晩のスキンケアのついでに、眉にも美容液を塗布してあげましょう。
これらのポイントを意識して、美しい眉カラーをキープしましょう。
よくある失敗と対策
セルフ眉カラーは手軽にできる一方で、いくつかの失敗例も耳にします。
よくある失敗と対策をしっかり押さえて、理想の眉を手に入れましょう。
1. 眉が染まりすぎた!濃くなってしまった時の対処法
眉カラー剤を塗って放置した結果、イメージよりも濃く染まってしまうことがあります。
これは、放置時間が長すぎた場合や、眉カラー剤の選択ミスが原因として考えられます。
対処法
- 染まりすぎた直後であれば、すぐにぬるま湯で洗い流しましょう。時間を置くとさらに色が定着してしまうため、早めの対応が重要です。
- 時間を置いた後であれば、レモン汁を綿棒に含ませて優しく拭き取ると、色が薄くなる効果が期待できます。ただし、肌への刺激に注意し、赤みや irritation が出たらすぐに使用を中止してください。
- 次回からは、説明書の記載時間よりも短めに時間を設定して様子を見るようにしましょう。髪色よりもワントーン明るいカラーを選ぶのもおすすめです。
2. 眉がまばらに染まってしまった!ムラになってしまった時の対処法
眉カラー後、一部分だけ色が濃く残ってしまったり、逆に全く色が乗らなかったりすることがあります。
これは、眉カラー剤が均一に塗布されなかったことが原因と考えられます。
対処法
- スクリューブラシを使って、眉カラー剤を塗る前に毛流れを整えましょう。毛流れに逆らうように塗ることで、ムラなく塗布することができます。
- 眉尻など、毛の薄い部分は、綿棒を使って丁寧に塗るようにしましょう。眉カラー剤が足りない場合は、少しずつ足しながら塗布することが大切です。
- ムラが目立つ場合は、眉マスカラで色を補正することもおすすめです。自分の髪色に合った眉マスカラを選び、軽く重ねるように塗ると、自然にムラをカバーすることができます。
3. 眉周りの肌に色がついてしまった!綺麗に落とす方法
眉カラー剤が肌に付着すると、色がついてしまうことがあります。
特に、肌が乾燥している状態だと、色が残りやすくなってしまいます。
対処法
- 眉カラーをする前に、ワセリンやクリームを眉周りに塗っておくことで、肌への色素沈着を防ぐことができます。ただし、眉にクリームが付着すると染まりにくくなるため、眉に付かないように注意しましょう。
- 万が一、肌に色がついてしまった場合は、クレンジングオイルを綿棒に含ませて、優しく拭き取りましょう。ゴシゴシこすると肌に負担がかかるため、優しく丁寧に落とすことが大切です。
4. 眉カラー剤で肌がかぶれてしまった!アレルギー反応が出た時の対処法
眉カラー剤に含まれる成分によって、アレルギー反応が出てしまうことがあります。
特に、敏感肌の人は注意が必要です。
対処法
- 眉カラー剤を使用する前に、必ずパッチテストを行いましょう。腕の内側など、肌の薄い部分に少量塗布し、24時間後に異常がないかを確認します。
- 赤みやかゆみ、腫れなどの異常が出た場合は、すぐに使用を中止し、皮膚科を受診しましょう。自己判断で放置すると、症状が悪化することがあります。
- 過去にヘアカラー剤でアレルギー反応が出たことがある人は、眉カラー剤の使用も控えた方が安全です。不安な場合は、医師に相談するようにしましょう。
まとめ
今回は、自宅で簡単にできる「眉カラー」について、基本的な方法から失敗しないコツ、おすすめのアイテムまで詳しく解説しました。眉カラーは、顔の印象を大きく左右する眉の色を変えることで、垢抜けた印象や優しい雰囲気など、なりたいイメージに近づけることができます。 自分に合ったカラーやアイテムを選び、記事内で紹介した内容を参考にしながら、ぜひ眉カラーに挑戦して、理想の眉を手に入れてみて下さい。
本記事は、30年以上の豊富な経験を持つ美容師であり、全国にサロンを展開する経営者、高橋正和氏の監修のもと作成されました。
専門知識と実践経験に基づき、正確かつ実用的な情報を提供することを目指しています。
監修 | |
高橋正和(美容師/サロン経営者) |
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