髪のフレグランスが良いってホント?香水との違いやおすすめ商品紹介

髪のフレグランスが良いってホント?香水との違いやおすすめ商品紹介

「香水だと香りが強すぎるけど、ほんのりいい香りをまといたい…」そんな悩みをお持ちのあなたへ。
実は、髪専用のフレグランスがあるんです!香水との違いや選び方、人気の香りまでご紹介します。
この記事を読めば、あなたにぴったりのヘアフレグランスが見つかるはず。
もう香りの悩みとはサヨナラして、指先まで魅力的な自分を演出しましょう!

 

髪のフレグランスとは?

髪のフレグランスとは、髪に香りをまとわせるためのヘアケアアイテムです。
香水と混同されがちですが、髪に使うことを前提に作られている点が大きく異なります。
しかし、商品によっては「ヘアコロン」や「ヘアミスト」などと呼ばれることもあり、明確な線引きはありません。

 

フレグランス

香水との違い

香水との大きな違いは、配合成分にあります。
香水の多くはアルコール濃度が高く、直接髪につけると乾燥やダメージの原因になることも。
一方、髪のフレグランスは、髪に優しい成分で作られているものがほとんどです。
また、香水よりも香りが穏やかなものが多く、ほのかに香らせたい方にもおすすめです。


メリット

髪のフレグランスを使うメリットは、大きく分けて以下の3つです。


香りを楽しめる

髪は、動かすたびにふんわりと香りが広がりやすいのが特徴です。香水よりも優しく香るものが多く、さりげなく香りをまといたい方にもぴったりです。気分転換になるのはもちろん、お気に入りの香りに包まれることでリラックス効果も期待できます。


ヘアケアができる

商品によっては、保湿成分やUVカット成分などが配合されているものもあります。香りづけだけでなく、ヘアケアができるのも嬉しいポイントです。特に、乾燥によるパサつきや広がりが気になる方は、ヘアフレグランスを取り入れてみましょう。


持ち運びに便利

香水よりもコンパクトなサイズで販売されているものが多く、持ち運びにも便利です。外出先でも手軽に香りのお直しができるので、いつでもどこでも気分転換したい方におすすめです。

 

デメリット

一方で、髪のフレグランスには以下のようなデメリットも考えられます。


香りが持続しにくい

香水と比べると、香りが持続しにくいという点がデメリットとして挙げられます。こまめに付け直す必要があるため、香りを長く楽しみたい方には不向きです。


髪質に合わない場合がある

髪の毛は肌よりも敏感なため、ヘアフレグランスが合わない場合もあります。特に、頭皮が敏感な方は、成分表をよく確認してから購入するようにしましょう。心配な方は、パッチテストを行ってから使用するのもおすすめです。


つけすぎるとベタつきの原因になる

ヘアフレグランスをつけすぎると、髪がベタついたり、重くなったりする可能性があります。適量を守って使用することが大切です。

 

香り

髪のフレグランスの選び方

お気に入りの香りを身に纏うことは、気分を高め、自信を与えてくれます。
しかし、一口にヘアフレグランスと言っても、香りや種類はさまざま。
香水のようにトップノート・ミドルノート・ラストノートの変化を楽しむものもあれば、ふんわりと香るものまで多種多様なので、どんなものが自分に合うのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか?

ここでは、香水よりも軽やかに香るヘアフレグランスの選び方について解説していきます。
ぜひ、ポイントを押さえて、自分にぴったりのヘアフレグランスを見つけてみてくださいね。

 

香りの種類

ヘアフレグランスを選ぶ上で最も重要なのは、やはり「香り」です。一口に「良い香り」と言っても、好みは千差万別。
ここでは、代表的な香りの種類と、それぞれの特徴、そして、どんな人におすすめなのかをご紹介します。


フローラルフルーティの香り

フローラルは「花」、フルーティは「果実」の香り。可憐な花々とジューシーな果実をミックスした、甘く華やかな香りが特徴です。
女性らしい印象を与えたい方や、フェミニンなファッションを好む方におすすめです。フローラルフルーティの香りは、年齢を問わず人気があります。

  • こんな人におすすめ:女性らしく甘い香りが好みの方、華やかで可愛らしい印象を与えたい方
  • 主なイメージ:フェミニン、華やか、愛らしい、ロマンティック


爽やかなせっけんの香り

清潔感があり、誰からも好印象を抱かれる石鹸の香り。お風呂上がりのような、ふんわりと漂う優しい香りが魅力です。香水が苦手な方でも使いやすい香りです。

  • こんな人におすすめ:清潔感を演出したい方、香水が苦手な方、オフィスなど、香りを控えめにしたいシーンでも使いやすい
  • 主なイメージ:清潔感、爽やか、ナチュラル、清楚


シトラスの香り

レモンやグレープフルーツ、オレンジなど、柑橘系の爽やかな香りが特徴。フレッシュで元気な印象を与えたい方におすすめです。ユニセックスな香りなので、男性にも人気があります。

  • こんな人におすすめ:気分をリフレッシュしたい時、明るく元気な印象を与えたい方
  • 主なイメージ:爽やか、元気、フレッシュ、アクティブ


ウッディ・オリエンタルの香り

ウッディは「樹木」、オリエンタルは「東洋」をイメージした香り。落ち着きのある深みのある香りが特徴です。大人っぽくセクシーな印象を与えたい方におすすめです。

  • こんな人におすすめ:大人っぽくセクシーな印象を与えたい方、ミステリアスな雰囲気を演出したい方
  • 主なイメージ:セクシー、ミステリアス、大人っぽい、落ち着き

 

シーン別

ヘアフレグランスは、TPOに合わせて使い分けるのもおすすめです。シーンに合わせた香りの選び方をご紹介します。


オフィス

オフィスでは、周囲に不快感を与えないよう、香りは控えめにするのがマナーです。清潔感のある石鹸の香りのヘアフレグランスがおすすめです。フローラルやシトラスなど、軽やかな香りも◎。ただし、香りの強さには注意が必要です。


デート

デートには、甘くロマンティックなフローラルフルーティの香りがおすすめです。彼をドキッとさせたいなら、少しセクシーなウッディ・オリエンタル系の香りも◎。ただし、香りが強すぎると逆効果になってしまう可能性もあるので注意が必要です。


女子会

華やかで楽しい女子会には、フローラル系のヘアフレグランスがおすすめです。ジューシーなフルーティの香りも◎。気分を盛り上げてくれるような、明るく華やかな香りを選びましょう。


就寝時

リラックスしたい就寝時には、ラベンダーやカモミールなど、心を落ち着かせる効果のある香りがおすすめです。安眠効果も期待できるので、ぐっすり眠りたい方にも◎。

 

髪質別

ヘアフレグランスは、髪質によって香りの感じ方が異なる場合もあるため、自分の髪質に合ったものを選ぶことも大切です。


ダメージヘア

髪のダメージが気になる方は、補修効果のあるヘアフレグランスを選びましょう。成分表をチェックして、保湿成分が配合されているものを選ぶのがおすすめです。


くせ毛

くせ毛にお悩みの方は、ヘアフレグランスを選ぶ際に、まとまりをよくする効果があるかどうかもチェックしてみましょう。しっとりまとまるタイプのヘアフレグランスを選べば、香りを楽しむだけでなく、ヘアケアの面でも効果が期待できます。


細い髪・柔らかい髪

細い髪や柔らかい髪の方は、軽やかな香りのヘアフレグランスがおすすめです。重めの香りを付けてしまうと、香りが強すぎてしまったり、髪がペタッとしてしまう可能性があります。


太い髪・硬い髪

太い髪や硬い髪の方は、香りが飛びにくいため、比較的どんな香りでも楽しむことができます。ただし、香りが強すぎると周囲に不快感を与えてしまう可能性があるので、注意が必要です。

 

おすすめ人気ヘアフレグランス

ここでは、おすすめのヘアフレグランスを厳選してご紹介します。
ぜひ、お気に入りの香りを見つけて、香りのあるヘアケアを楽しんでみてください。

 
ナプラ ミーファ 《フレグランスUVスプレー》

ナプラ ミーファ 《フレグランスUVスプレー》

香りとケアにこだわったUVケアスプレー「MIEUFA」。気になる日々の紫外線から髪を守る「香る」UVケア。ヘアフレグランスとしても楽しめるマルチなアイテム。SPF50+/PA++++で、髪にも肌にも全身に使えるスプレータイプ。保湿効果のあるオイル成分と6種類のオーガニックハーブエキスが保湿をしながら髪や肌を守ります。

 

ピアセラボ エデュール

ピアセラボ エデュール

ほのかな香りのヴェールでヘアスタイルの魅力を高める髪の香水。女性の魅力を引き上げる愛の香水。ヘアスタイルを「形」「色」「素材」だけでなく、「香り」までコーディネイトして、よりいっそう魅力的に。

  

髪のフレグランスの使い方

せっかく良い香りのヘアフレグランスを買っても、正しい使い方をしないと効果が半減してしまいます。
香水よりもふんわりと香らせるのがヘアフレグランスの特徴なので、つけすぎには注意が必要です。
基本的な使い方をマスターして、ヘアフレグランスをもっと楽しみましょう。

 

ヘアスプレー

基本的な使い方


髪から20cmほど離してスプレーする

ヘアフレグランスは、髪に直接吹き付けるのではなく、空間に向かってスプレーするのがポイントです。こうすることで、香りが均一に広がり、ふんわりと自然に香らせることができます。近づけすぎると、香りが強すぎたり、一部分に集中してしまったりするので注意しましょう。ロングヘアの場合は、毛先を持ち上げて、内側にも軽くスプレーすると、より香りが長持ちします。


つけすぎに注意する

ヘアフレグランスは、ほんのり香らせるのが上品です。1回の使用量の目安は、ショートヘアで1~2プッシュ、ロングヘアで3~4プッシュ程度です。つけすぎると、周囲に不快な思いをさせてしまう可能性があるので、注意しましょう。香りが強いと感じる場合は、空間に向かってスプレーした後、香りのミストの中をくぐるようにして髪全体に香りをまとわせる方法もおすすめです。

 

シーンに合わせた使い方


外出前に

外出前にヘアフレグランスを使うと、気分転換になり、一日を気持ちよく過ごすことができます。軽い香りのものを選ぶと、周囲に不快な印象を与えずに済みます。


仕事中

仕事中は、集中力を高める効果のある柑橘系の香りのヘアフレグランスがおすすめです。ただし、香りの強いものは避けて、周囲への配慮を忘れずに行いましょう。会議や商談など、人と会う場合は、無香料のヘアケア剤で清潔感をキープするのがベターです。


デート

デートの時は、甘くフェミニンな香りのヘアフレグランスで、女性らしさを演出するのがおすすめです。ただし、食事の席では、香りの強いものは控えるのがマナーです。レストランに着く前に、軽く香りを付け直す程度にしましょう。

 

ヘアフレグランスを使う上での注意点


頭皮に直接つけない

ヘアフレグランスは、頭皮に直接つけると、刺激を感じたり、かゆみが出たりする可能性があります。頭皮に異常がある場合は、使用を控えましょう。


使用期限を守る

ヘアフレグランスは、開封後はお早めに使い切るようにしましょう。使用期限が過ぎたものは、香りが変化したり、品質が劣化したりする可能性があります。


保管方法に注意する

ヘアフレグランスは、直射日光の当たらない、涼しい場所に保管しましょう。高温多湿の場所に保管すると、香りが変化したり、変色したりする可能性があります。

 

髪の毛の匂いケアはどうする?

せっかくヘアフレグランスの良い香りを纏っても、髪の毛自体に嫌な匂いがついていたら台無しになってしまいます。
ここでは、髪の毛に匂いがついてしまう原因別に適切な対策方法をご紹介します。

 

頭皮の皮脂や汗の匂い

頭皮は顔のTゾーンと同じくらい皮脂腺が多く、汗もかきやすいパーツです。
皮脂や汗はそのまま放置すると、酸化して嫌な匂いの原因となります。
頭皮の匂いをケアするには、以下の方法を試してみましょう。

  • シャンプー前にブラッシングで汚れを落とす
  • ぬるま湯でしっかりと予洗いする
  • 頭皮クレンジングを週に1〜2回取り入れる
  • 自分に合ったシャンプーを選ぶ
  • シャンプー後はしっかりと乾かす

特に、シャンプー後のドライヤーは重要です。濡れた髪は雑菌が繁殖しやすく、匂いの原因となります。しっかりとタオルドライした後、ドライヤーで根元から乾かすようにしましょう。

 

タバコや食べ物の匂い

タバコや焼肉など、強い匂いは髪の毛に付着しやすく、なかなか取れません。匂いを防ぐためには、以下の方法が効果的です。

  • タバコを吸う際は、換気をしたり、帽子を被る
  • 焼肉など匂いの強いものを食べる際は、髪の毛をまとめたり、ヘアキャップを着用する
  • 消臭効果のあるヘアミストを使用する

また、髪の毛は静電気が起きると匂いを吸着しやすくなるため、静電気防止効果のあるヘアブラシを使用するのもおすすめです。

 

生活臭

部屋干しやペットの匂いなど、生活臭が髪に染みついてしまうこともあります。生活臭対策としては、以下の方法があります。

  • 部屋干しはしっかりと乾燥させる
  • 空気清浄機を使用する
  • 定期的に部屋の換気を行う

また、柔軟剤の香りが移ることもあるので、香りが気になる場合は無香料タイプの柔軟剤を選ぶと良いでしょう。

 

ホルモンバランスの乱れによる匂い

ホルモンバランスの乱れによって、頭皮環境が悪化し、匂いが強くなることがあります。特に、生理前や更年期はホルモンバランスが乱れやすい時期です。ホルモンバランスを整えるためには、以下の方法を試してみましょう。

  • バランスの取れた食事を心がける
  • 質の高い睡眠を十分に取る
  • 適度な運動をする
  • ストレスを溜め込まない

生活習慣を整えることで、ホルモンバランスを整え、頭皮環境を改善することができます。

髪の毛の匂いケアは、自分に合った方法を見つけることが大切です。今回ご紹介した方法を参考に、清潔で良い香りのする髪を目指しましょう。

 

まとめ

この記事では、香水との違いやメリット・デメリット、選び方、おすすめ商品を紹介しながら、髪のフレグランスについて詳しく解説しました。
香水よりもふんわりと香りが広がり、ヘアミストなど髪に優しい成分配合の商品が多いので、香水が苦手な方にもおすすめです。
しかし、香りの持続時間が短いというデメリットもあります。 自分にぴったりの香りのヘアフレグランスを見つけて、香りのおしゃれを楽しみましょう。

 

 


本記事は、30年以上の豊富な経験を持つ美容師であり、全国にサロンを展開する経営者、高橋正和氏の監修のもと作成されました。
専門知識と実践経験に基づき、正確かつ実用的な情報を提供することを目指しています。

監修

高橋正和

高橋正和(美容師/サロン経営者)
30年以上の美容師歴を持ち、その技術と知識で多くの顧客を魅了しています。
全国に展開する美容サロンの経営者としても高く評価されています。
また、カットコンテストでの複数回の優勝や、ヘアーショーへの出演など美容業界に貢献しています。


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