プロが伝授!「眉カット」で垢抜け顔になる方法
「眉毛の形が顔の印象を決める」ってホント?なんとなく整えているだけで、実は損しているかも。
プロが実践する眉カットの基本テクニックを、写真やイラスト付きで分かりやすく解説。
自分に似合う眉の形の診断や、なりたいイメージ別の眉カット方法も紹介しています。
初心者さんも不器用さんも大丈夫!よくある疑問にも丁寧にお答えしているので、この記事を読めば、明日からあなたも「垢抜け顔」にレベルアップできますよ。
眉カットで顔の印象はこんなに変わる!
「顔の印象を変えたいけど、メイクを変えるのは難しそう…」「自分に似合う眉の形が分からない…」そんな悩みをお持ちのあなた!
実は、眉カットだけで顔の印象は大きく変わります。眉は顔の額縁とも呼ばれ、全体の印象を左右する重要なパーツです。
なりたいイメージや骨格に合わせた眉の形にすることで、垢抜けた印象を手に入れることができるのです。
自分に合った眉で垢抜け顔に
眉カットをする前に、まずは自分の顔の形をチェックしてみましょう。丸顔さん、面長さん、ベース型さんなど、顔の形は人それぞれ。顔の形に合った眉の形にすることで、顔のバランスが整い、より魅力的に見せることができます。
- 丸顔さんは、眉山に角を出すことで、顔にメリハリが生まれます。アーチ眉や少し角度のついた眉がおすすめです。
- 面長さんは、横幅を強調するような平行眉や、緩やかなアーチ眉がおすすめです。顔の長さが緩和され、優しい印象になります。
- ベース型さんは、アーチ眉で顔全体の印象を柔らかく見せるのがおすすめです。眉尻を少し長めに描くことで、シャープさもプラスできます。
なりたいイメージ別に眉の形をチェック!
眉の形によって、与える印象は大きく変わります。優しい印象、クールな印象、大人っぽい印象など、なりたいイメージに合わせて眉の形を選んでみましょう。
優しい印象を与えたいなら
ナチュラル眉がおすすめ。眉山をあまり強調せず、緩やかなカーブを描くことで、優しい雰囲気を演出できます。眉尻は自然に流すように仕上げましょう。
クールで知的な印象を与えたいなら
ストレート眉がおすすめ。眉山から眉尻までほぼまっすぐに描くことで、クールで知的な印象を与えます。眉頭はスクエア気味に仕上げると、よりシャープな印象になります。
大人っぽい印象を与えたいなら
アーチ眉がおすすめ。緩やかなカーブを描くことで、女性らしい柔らかな印象を与えつつ、大人っぽい雰囲気を演出できます。眉尻は少し長めに、細く仕上げるのがポイントです。
プロ直伝!失敗しない「眉カット」の基本
自分で眉カットに挑戦してみたいけど、失敗が怖い…そんな方のために、プロが眉カットの基本手順をわかりやすく解説します。必要なアイテムから、カットの手順まで丁寧に解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
眉カットに必要なアイテム
眉カットを始める前に、必要なアイテムを準備しましょう。以下のものがあれば、スムーズに眉カットを進めることができます。
- 眉用ハサミ
- スクリューブラシ
- アイブロウペンシル
- 眉用コーム
- 顔全体が確認できる大きさの鏡
- 綿棒
眉用ハサミは、刃先が短く、カーブしているものがおすすめです。スクリューブラシは、毛流れを整えたり、カットした毛を払い落としたりする際に使用します。アイブロウペンシルは、眉カットのガイドラインを引く際に使用します。眉用コームは、毛の長さを均一にカットする際に役立ちます。顔全体が確認できる大きさの鏡があると、バランスを見ながらカットできます。綿棒は、細かい部分を修正したり、カットした毛を拭き取ったりする際に使用します。
眉カット前の準備
眉カットを始める前に、以下の準備をしておきましょう。
洗顔
顔の皮脂や汚れを落とすために、洗顔を行いましょう。清潔な状態で行うことで、肌トラブルを防ぐことができます。
照明
明るい場所で行いましょう。自然光が入る場所で行うのが理想ですが、難しい場合は、部屋の照明を明るくして行いましょう。
鏡
顔全体が確認できる大きさの鏡を用意しましょう。バランスを見ながらカットすることで、左右非対称になるのを防ぐことができます。
基本の眉カット手順
いよいよ眉カットの手順を解説していきます。プロが実際に行っている手順なので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 理想の眉の形を決める
まずは、自分の骨格やなりたいイメージに合った理想の眉の形を決めましょう。雑誌やインターネットで、色々な眉の形を参考にすると良いでしょう。迷った場合は、プロのアイブロウリストに相談してみるのもおすすめです。
2. スクリューブラシで毛流れを整える
眉カットを始める前に、スクリューブラシを使って毛流れを整えましょう。毛流れに逆らうように下から上にとかし上げ、次に眉頭から眉尻に向かって毛流れに沿ってとかします。こうすることで、不要な毛が分かりやすくなります。
3. アイブロウペンシルでガイドラインを引く
理想の眉の形が決まったら、アイブロウペンシルを使ってガイドラインを引いていきます。眉頭、眉山、眉尻の3点を決め、それらを結ぶように線を引きます。ガイドラインを引くことで、カットする部分を明確にすることができます。
4. 眉用ハサミでガイドラインからはみ出た毛をカットする
ガイドラインからはみ出た毛を、眉用ハサミを使ってカットしていきます。この時、毛流れに沿って、少しずつカットしていくのがポイントです。一気にたくさんカットしてしまうと、失敗の原因になるので注意しましょう。
5. 眉用コームを使って毛の長さを整える
眉用コームを使って、毛の長さを整えていきます。眉用コームを眉に当て、はみ出た部分をカットしていきます。この時も、毛流れに沿ってカットするのがポイントです。
6. スクリューブラシで毛流れを整え、仕上げ
最後に、スクリューブラシで毛流れを整えて仕上げます。カットした毛を払い落とし、毛流れを整えることで、綺麗な仕上がりになります。綿棒を使って、細かい部分を修正したり、カットした毛を拭き取ったりしましょう。
「眉カット」応用編!なりたいイメージ別に解説
優しい印象のナチュラル眉
ナチュラル眉は、ふんわりとした優しい印象を与えたい方におすすめです。眉山を作らず、緩やかなアーチを描くようにカットするのがポイントです。まずは、眉頭を少し太めに残し、眉尻に向かって自然に細くなるようにカットしていきます。眉山はスクリューブラシで毛流れを整える程度にしましょう。眉マスカラやパウダーを使って、ふんわりと仕上げるとより優しい印象になります。
ナチュラル眉カットのポイント
- 眉山を作らず、自然なアーチを描く
- 眉頭は少し太めに残す
- 眉尻に向かって自然に細くする
- スクリューブラシで毛流れを整える
- 眉マスカラやパウダーでふんわりと仕上げる
クールで知的な印象のストレート眉
ストレート眉は、クールで知的な印象を与えたい方におすすめです。眉山をあまり強調せず、水平にカットするのがポイントです。眉頭から眉尻まで同じ太さを意識し、直線的にカットしていきます。眉尻は少しだけ下げると、シャープな印象になります。眉ペンシルで眉の隙間を埋め、眉マスカラで毛流れを整えれば、より洗練された印象になります。
ストレート眉カットのポイント
- 眉山を強調せず、水平にカットする
- 眉頭から眉尻まで同じ太さを意識する
- 直線的にカットする
- 眉尻は少し下げるとシャープな印象に
- 眉ペンシルで眉の隙間を埋める
- 眉マスカラで毛流れを整える
大人っぽい印象のアーチ眉
アーチ眉は、女性らしくエレガントな印象を与えたい方におすすめです。眉山を滑らかなカーブで描き、女性らしい印象に仕上げるのがポイントです。眉頭は鼻筋に沿って描き始め、黒目の外側あたりに眉山がくるようにします。眉尻は口角と目尻の延長線上になるように自然に下げていきます。眉パウダーで眉頭をぼかし、眉尻に向かって濃くなるようにグラデーションを作ると、より立体感のある眉に仕上がります。
アーチ眉カットのポイント
- 眉山を滑らかなカーブで描く
- 眉頭は鼻筋に沿って描き始める
- 黒目の外側あたりに眉山を持ってくる
- 眉尻は口角と目尻の延長線上に
- 眉パウダーで眉頭をぼかし、眉尻に向かって濃くなるようにグラデーションを作る
「眉カット」でよくある疑問Q&A
いざ眉カットに挑戦しようと思っても、疑問や不安がたくさんありますよね。ここでは、よくある疑問とその答えをまとめました。ぜひ参考にして、理想の眉を手に入れてください。
眉カットの頻度は?
眉カットの頻度は、個人差はありますが、大体1~2週間に1度が目安です。眉毛の伸びるスピードは顔の毛の中でも早いので、こまめにカットすることで、常に美しい眉の形をキープできます。ただし、眉毛が短い方や、あまり濃くない方は、2~3週間に1度でも良いでしょう。自分の眉毛の状態を見ながら、適切な頻度でカットするようにしましょう。
左右対称にカットするコツは?
眉カットで特に難しいのが、左右対称に仕上げること。そこで、以下のポイントを押さえましょう。
- 正面を向いて鏡を見る
- 眉頭、眉山、眉尻の位置を左右それぞれ確認する
- 左右の高さや角度を合わせながら、少しずつカットする
- 眉ブラシで毛流れを整えながら、バランスを見る
完璧に左右対称にするのは難しいですが、これらのポイントを意識することで、左右のバランスが大きく崩れるのを防ぐことができます。
眉カットで失敗した時はどうすればいい?
眉カットで失敗はつきもの。もしも切りすぎてしまったり、左右非対称になってしまったりしたら、慌てずに以下の方法を試してみましょう。
1. 眉毛美容液で生やす
切りすぎた部分を隠すように、リキッドアイブロウやパウダーアイブロウで描き足しましょう。その際は、自分の髪色よりも少し明るい色を選ぶと、自然な仕上がりになります。また、眉マスカラを使うのもおすすめです。眉マスカラは、眉毛に色を乗せるだけでなく、毛流れを整えたり、ボリューム感をアップさせたりする効果もあります。
2. アイブロウメイクでカバーする
眉毛美容液は、眉毛の成長を促進する効果が期待できます。数日~数週間、毎日根気強く塗ることで、切りすぎた部分が目立たなくなってきます。ドラッグストアやコスメショップなどで、さまざまな種類の眉毛美容液が販売されているので、自分に合ったものを探してみましょう。
3. プロに相談する
どうしても気になる場合は、無理せずプロに相談しましょう。美容院や眉毛サロンで、自分に似合う眉の形に整えてもらうことができます。プロのアドバイスを受けることで、今後の眉カットの参考にもなります。
眉メイクについて
Q. 眉メイクにはどんなアイテムが必要?
眉メイクに必要な基本アイテムは以下の通りです。
- アイブロウペンシル:眉尻など、細かい部分を描き足す
- アイブロウパウダー:眉全体に色と立体感を出す
- スクリューブラシ:毛流れを整えたり、ぼかしたりする
- 眉マスカラ:眉毛の色を髪色に合わせたり、毛流れをキープする
これらのアイテムを揃えれば、初心者の方でも簡単に眉メイクができます。自分に合ったアイテムを見つけて、理想の眉を目指しましょう。
Q. おすすめの眉メイク方法は?
初心者の方でも簡単にできる、おすすめの眉メイク方法をご紹介します。
- スクリューブラシで毛流れを整える
- アイブロウパウダーで眉全体に色と立体感を出す
- アイブロウペンシルで眉尻など、足りない部分を描き足す
- 眉マスカラで毛流れを整えながら、髪色に合わせる
この順番でメイクしていくと、自然で美しい眉に仕上がります。ぜひ試してみてください。
まとめ
自分に合った眉を見つけることは、顔の印象を大きく変え、垢抜け顔への近道です。この記事で紹介した基本の眉カット手順や、なりたいイメージ別の眉カット方法を参考に、ぜひ自分にぴったりの眉を見つけてください。最初は難しいと感じるかもしれませんが、練習を重ねることで、理想の眉に近づけるはずです。失敗を恐れず、まずはチャレンジしてみましょう。
本記事は、30年以上の豊富な経験を持つ美容師であり、全国にサロンを展開する経営者、高橋正和氏の監修のもと作成されました。
専門知識と実践経験に基づき、正確かつ実用的な情報を提供することを目指しています。
監修 | |
高橋正和(美容師/サロン経営者) |
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