運動後のヘアケア、これで完璧!プロが教えるダメージ対策&美髪ケア

運動後のヘアケア、これで完璧!プロが教えるダメージ対策&美髪ケア

運動後のヘアケア、きちんとできていますか? 爽快な汗を流した後に、実は髪はダメージを受けているかもしれません。
紫外線や汗、摩擦など、運動による髪の負担は意外と大きいのです。

運動後の正しいヘアケア方法をプロが徹底解説! 運動後すぐできるケアから、正しいシャンプー方法、おすすめのヘアケアアイテム、そしてやってしまいがちな間違いまで、美髪をキープするための秘訣を余すことなくお伝えします。

この記事を読めば、運動による髪のダメージを防ぎ、健康で美しい髪を保つ方法が分かります。シャンプーや洗い流さないトリートメントの効果的な使い方、ロングヘアやショートヘア、またヨガやランニングなど運動の種類に合わせたケア方法もご紹介。
もう運動後の髪の悩みとは無縁です! 理想のツヤ髪を手に入れて、もっと運動を楽しんでいきましょう。

 

運動後の髪の悩みとは?

運動は健康に良いだけでなく、気分転換にもなりますよね。しかし、せっかく運動でリフレッシュしても、髪のダメージが気になってしまう方も多いのではないでしょうか。実は、運動後は様々な要因で髪がダメージを受けやすい状態になっているのです。ここでは、運動後に起こりがちな髪の悩みについて詳しく解説していきます。

 

汗や皮脂によるトラブル

運動中は汗をかきますが、この汗が頭皮や髪のトラブルの原因となることがあります。汗には塩分やアンモニアなどの成分が含まれており、これらが頭皮に残ると、かゆみやかぶれ、炎症を引き起こす可能性があります。また、汗と皮脂が混ざると酸化しやすくなり、頭皮の臭いの原因にもなります。さらに、毛穴が詰まりやすくなるため、抜け毛や薄毛のリスクも高まります。特に、頭皮が敏感な方は注意が必要です。

 

紫外線ダメージ

屋外での運動は、紫外線の影響を受けやすい環境です。紫外線は髪内部のタンパク質を破壊し、髪の乾燥やパサつき、枝毛、切れ毛などの原因となります。また、カラーリングの色落ちを早める原因にもなります。日中のランニングやゴルフ、テニスなど、長時間紫外線にさらされる場合は特に注意が必要です。曇りの日でも紫外線は降り注いでいるため、対策を怠らないようにしましょう。

 

摩擦によるダメージ

運動中は、髪がウェアやタオル、帽子などと擦れることで摩擦が生じます。この摩擦は、キューティクルを剥がれやすくし、髪のダメージにつながります。ロングヘアの方は特に、髪が揺れて摩擦が起こりやすいため注意が必要です。また、ポニーテールや braidsなどのヘアスタイルで運動する際も、髪を強く結びすぎると摩擦によるダメージが大きくなるため、注意が必要です。ヨガやピラティスのように、マットに寝転がる運動でも、髪とマットの摩擦でダメージを受けることがあります。

 

 

プロが教える!運動後ヘアケアの秘訣

運動後の適切なヘアケアは、髪の健康を維持するために非常に重要です。上記で挙げたような髪の悩みを予防・改善するために、プロが教える秘訣をいくつかご紹介します。

まず、運動後はできるだけ早く汗や皮脂を落とすことが大切です。放置すると、頭皮環境が悪化し、様々なトラブルの原因となります。シャワーを浴びられない場合は、頭皮用のドライシャンプー頭皮クレンジングシートなどを活用しましょう。資生堂の「Fressy ドライシャンプー」やビオレの「メイクの上からリフレッシュシート」などがおすすめです。

シャンプーをする際は、38度程度のぬるま湯で丁寧に洗い流すことが重要です。熱いお湯は頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまうため、乾燥を招きやすくなります。また、シャンプー剤はアミノ酸系のものがおすすめです。洗浄力が穏やかで、頭皮や髪への負担が少ないため、運動後のデリケートな状態にも適しています。

トリートメントは、毛先を中心に塗布し、頭皮にはつけないように注意しましょう。頭皮にトリートメントをつけると毛穴が詰まりやすくなり、トラブルの原因となります。洗い流さないトリートメントを使用する場合は、オイルタイプではなくミルクタイプミストタイプのものを選ぶと、ベタつきにくく、髪の毛が軽やかに仕上がります。

ドライヤーをかける際は、冷風を使うのがおすすめです。温風は髪を乾燥させやすく、ダメージを悪化させる可能性があります。どうしても温風を使う場合は、髪から20cm以上離して使用し、同じ場所に長時間当て続けないように注意しましょう。

これらの秘訣を参考に、運動後のヘアケアをしっかりと行い、健康で美しい髪を保ちましょう。

 

運動

運動後すぐできるヘアケア

運動後は、汗や皮脂、紫外線、摩擦などによって髪がダメージを受けやすい状態です。すぐに適切なケアをすることで、ダメージを最小限に抑え、美しい髪を保つことができます。ここでは、運動後すぐにできるヘアケアについて詳しく解説します。

 

汗をしっかり拭き取る

運動後の頭皮や髪は、汗や皮脂でベタついています。そのまま放置すると、毛穴が詰まり、炎症や臭いの原因になることも。まずは、清潔なタオルで優しく汗を拭き取りましょう。ゴシゴシこするのはNGです。摩擦によってキューティクルが剥がれ、枝毛や切れ毛の原因になります。


タオルドライの正しい方法

タオルドライは、髪を傷つけないように優しく行うのがポイントです。まず、タオルで頭皮を包み込むように押さえて、余分な水分を吸収します。次に、毛束をタオルで挟み、上から下へ軽く滑らせるようにして水気を取っていきます。髪の毛をタオルでゴシゴシこすったり、ねじったりするのは絶対にやめましょう

ロングヘアの方は、毛先が特に傷みやすいので、丁寧に扱ってください。タオルドライ後は、ドライヤーでしっかりと乾かしましょう。自然乾燥は、頭皮の雑菌繁殖や髪のうねりの原因となるため、おすすめしません。

 

洗い流さないトリートメントで栄養補給

タオルドライ後、またはドライヤー前に洗い流さないトリートメントを使用することで、髪に栄養を与え、ダメージを補修することができます。洗い流さないトリートメントは、髪質や目的に合わせて選びましょう。乾燥が気になる方は、保湿成分配合のものを、ダメージが気になる方は、補修成分配合のものを選ぶと良いでしょう

洗い流さないトリートメントは、適量を手に取り、毛先を中心に髪全体になじませます。頭皮につけるとベタつきの原因となるので、注意しましょう。特に傷みやすい毛先は、重ね付けすると効果的です

 

シャンプー

運動後の正しいシャンプー方法

運動後のシャンプーは、汗や皮脂、スタイリング剤などの汚れを落とし、清潔な頭皮環境を保つために非常に重要です。しかし、間違った方法でシャンプーしてしまうと、かえって頭皮や髪にダメージを与えてしまう可能性があります。正しいシャンプー方法をマスターして、運動後のヘアケアを効果的に行いましょう。

 

ぬるま湯で予洗い

シャンプーをつける前に、まずぬるま湯で髪と頭皮をしっかりと予洗いすることが大切です。予洗いによって、汗やホコリなどの水溶性の汚れの約8割が落とせると言われています。38~40度程度のぬるま湯で、1~2分かけて丁寧にすすぎましょう。熱いお湯は頭皮の乾燥を招くため、避けましょう。指の腹を使って頭皮全体を優しく揉み洗いし、毛穴に詰まった汚れを浮き上がらせるように意識しましょう。特に、汗をかきやすい生え際や襟足、耳の後ろなどは念入りにすすぎましょう。

 

頭皮をマッサージしながら洗う

予洗いが終わったら、シャンプーを手に取り、泡立ててから頭皮につけます。シャンプーは直接頭皮につけるのではなく、一度手のひらでよく泡立ててから使うのがポイントです。泡立てることで、摩擦によるダメージを軽減し、頭皮全体にムラなく洗浄成分を行き渡らせることができます。指の腹を使って、頭皮を優しくマッサージするように洗いましょう。爪を立ててしまうと頭皮を傷つける可能性があるので注意が必要です。頭皮をマッサージすることで血行が促進され、健康な髪の成長をサポートします。また、毛穴の汚れも効果的に落とすことができます。シャンプー剤は、アミノ酸系やボタニカル系など、自分の頭皮や髪質に合った低刺激のものを選ぶと良いでしょう。

 

シャンプーのすすぎ残しに注意

シャンプー後は、ぬるま湯で丁寧にすすぎましょう。すすぎ残しがあると、頭皮の炎症や痒みの原因となることがあります。シャンプーと同じくらいの時間をかけて、しっかりとすすぎ流すことが大切です。特に、生え際や襟足、耳の後ろなどはすすぎ残しがちなので、念入りにすすぎましょう。すすぎ終わった後、頭皮にヌルつきが残っていないか確認しましょう。すすぎ残しがない状態になっていればOKです。タオルドライをする際は、ゴシゴシ擦らずに優しく抑えるように水分を拭き取りましょう。その後、ドライヤーで乾かす際も、頭皮に近づけすぎないように注意し、温風と冷風を交互に使いながら乾かすと、過度な乾燥を防ぐことができます。

 

運動後におすすめのヘアケアアイテム

運動後のデリケートな髪と頭皮を優しくケアするために、適切なヘアケアアイテムを選ぶことは非常に重要です。正しいアイテムを使うことで、ダメージを最小限に抑え、健康的な美髪を保つことができます。ここでは、運動後のヘアケアにおすすめのアイテムを3つのカテゴリーに分けてご紹介します。

 

シャンプー

ビーエックス フューズ 《 ヘアケアシリーズ 》

ビーエックス フューズ 《 ヘアケアシリーズ 》

 

ダメージ補修トリートメント

シュワルツコフ BCオイル イノセンス 《 ダメージケアヘアケア 》

シュワルツコフ BCオイル イノセンス 《 ダメージケアヘアケア 》

 

頭皮ケア用美容液

Step's セル ホームケア for salon 50ml

Step's セル ホームケア for salon 50ml

 

 

運動後のヘアケアでよくある間違い

せっかく運動でリフレッシュしても、間違ったヘアケアで髪を傷めてしまっては元も子もありません。実は、運動後のヘアケアには、やってしまいがちなNG行動がたくさん潜んでいます。知らないうちに髪を傷つけているかも? よくある間違いをチェックして、正しいヘアケアを身につけましょう。

 

熱いお湯で洗う

運動で火照った体を冷やすために、熱いシャワーを浴びたくなりますが、実はこれは髪にとって大NG。熱いお湯は必要な皮脂まで洗い流してしまい、頭皮の乾燥を招き、結果的にフケやかゆみ、抜け毛の原因になってしまいます。また、キューティクルも開いてしまい、ダメージを受けやすい状態に。ぬるま湯で優しく洗い流すようにしましょう。

 

ゴシゴシ強くこする

運動後は汗や皮脂で頭皮がベタつき、ついゴシゴシと強くこすり洗いしたくなりますが、これもNG。強い摩擦は頭皮を傷つけ、炎症を起こしたり、抜け毛の原因になります。また、キューティクルも剥がれやすくなり、枝毛や切れ毛にも繋がります。指の腹を使って優しくマッサージするように洗いましょう。


シャンプーブラシの使い方にも注意

頭皮を清潔に保つためにシャンプーブラシを使う方も多いと思いますが、濡れた髪への使用や、力の入れすぎは頭皮への負担が大きくなってしまいます。シャンプーブラシを使用する際は、頭皮が傷つかないよう、優しく丁寧に扱うように心がけましょう。

 

トリートメントを頭皮につける

トリートメントは髪の毛を補修するためのもの。頭皮につけてしまうと毛穴を詰まらせ、頭皮トラブルの原因に。毛先を中心につけて、頭皮にはつけないように注意しましょう。毛先が特に傷んでいる場合は、洗い流さないトリートメントでさらにケアするのがおすすめです。

 

濡れたまま放置する

運動後は疲れてつい濡れた髪をそのまま放置してしまいがちですが、濡れた髪はキューティクルが開いた状態です。この状態で放置すると、摩擦によるダメージを受けやすく、枝毛や切れ毛、さらには雑菌の繁殖による頭皮トラブルにも繋がります。タオルドライ後は、ドライヤーでしっかりと乾かすことが大切です。自然乾燥はNGです。


ドライヤーのかけ方

ドライヤーの熱風を長時間当て続けると、髪が乾燥しダメージの原因になります。ドライヤーは髪から15~20cmほど離し、温風と冷風を交互に使いながら乾かすのがおすすめです。また、頭皮を乾かすことを意識し、髪の根元から乾かしていきましょう。

 

ブラッシングをしない

運動後、髪が絡まっているからといって、濡れたまま無理にブラッシングするのはNG。濡れた髪は非常にデリケートな状態なので、無理にブラッシングするとキューティクルが剥がれてしまいます。まずは優しくタオルドライで水分を取り、洗い流さないトリートメントなどでケアしてから、目の粗いブラシや濡れ髪専用のブラシで優しくブラッシングしましょう。

 

同じシャンプーを使い続ける

頭皮の状態や季節によって、適切なシャンプーは変化します。運動によって汗をたくさんかく時期は、洗浄力の高いシャンプーを選びがちですが、洗浄力の強いシャンプーは頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまう可能性があります。季節や頭皮の状態に合わせて、アミノ酸系シャンプーなど、低刺激のシャンプーと使い分けるのも良いでしょう。自分の頭皮の状態に合ったシャンプーを選ぶことが大切です。

 

紫外線対策をしない

屋外での運動では、紫外線によるダメージも無視できません。紫外線は髪の色素を分解し、パサつきや枝毛、切れ毛の原因になります。帽子や日傘などで紫外線対策をしっかり行いましょう。また、UVカット効果のあるヘアケア製品を使用するのもおすすめです。


UVカットスプレーを活用

手軽に紫外線対策ができるUVカットスプレーは、運動時の強い味方。髪にスプレーするだけで、紫外線から髪を守ってくれます。汗や水で落ちにくいウォータープルーフタイプを選ぶと、より効果的です。

 

運動後のヘアスタイル別ケア方法

運動後のヘアケアは、ヘアスタイルによって適切な方法が異なります。ロングヘアは摩擦によるダメージを受けやすく、ショートヘアは頭皮への負担が大きくなりやすいなど、それぞれの特徴に合わせたケアが必要です。ここでは、ロングヘアとショートヘアそれぞれに最適な運動後のヘアケア方法をご紹介します。

 

ロングヘア

ロングヘアは、運動中に特に摩擦によるダメージを受けやすい傾向があります。例えば、ポニーテールや braids にする場合、ゴムやヘアピンの締め付けによる負担も加わります。運動後は、まずブラッシングで優しく髪のもつれを解きほぐしましょう。絡まったまま放置すると、切れ毛や枝毛の原因になります。目の粗いブラシや櫛を使うのがおすすめです。その後、丁寧にシャンプーとトリートメントを行い、洗い流さないトリートメントで毛先を中心に保湿ケアをしましょう。タオルドライの際は、ゴシゴシこすらずに優しく水分を吸い取るように心がけてください。ドライヤーを使う際は、髪から20cm以上離し、温風と冷風を交互に当てながら乾かすと、過度な乾燥を防ぎ、ツヤのある髪に仕上がります。また、運動中はヘアバンドやシュシュを活用して、摩擦を軽減することも効果的です。激しい運動をする際は、三つ編みにして毛先を保護するのも良いでしょう。就寝前に髪をしっかりと乾かし、シルクのナイトキャップを被ることで、睡眠中の摩擦ダメージを軽減できます。

 

ショートヘア

ショートヘアは、ロングヘアに比べて頭皮への負担が大きくなりやすいです。運動後は、汗や皮脂をしっかり落とすことが重要です。シャンプー前に、ブラッシングで髪の毛についたホコリや汚れを落としておきましょう。シャンプーは、頭皮をマッサージするように優しく洗い、すすぎ残しがないように丁寧に洗い流してください。ショートヘアは頭皮に直接紫外線が当たりやすいため、頭皮用の日焼け止めを使用したり、帽子を着用したりするのも効果的です。また、頭皮ケア用の美容液を使用することで、頭皮環境を整え、健康な髪を育てることができます。ドライヤーは、頭皮を乾かすことを意識し、短時間で済ませるようにしましょう。スタイリング剤は、ワックスやジェルなど、自分の髪質や好みに合わせて選びましょう。

 

 

運動の種類別のヘアケアポイント

運動の種類によって、髪の受けるダメージや必要なケアも異なります。それぞれの運動の特徴を理解し、適切なヘアケアを行いましょう。

 ヨガ

ヨガ・ピラティス

ヨガやピラティスは、比較的汗の量が少ない運動ですが、頭皮に汗が溜まりやすい傾向があります。また、ポーズによっては髪が引っ張られたり、摩擦が生じたりすることもあります。


ヨガ・ピラティス後のヘアケアポイント

レッスン後は、頭皮を中心に汗を優しく拭き取り、頭皮の通気性を良くしましょう。ドライシャンプーを使用するのもおすすめです。また、髪を結ぶ際は、きつすぎないヘアゴムを選び、摩擦によるダメージを軽減しましょう。濡れた髪で結ぶのは避け、完全に乾かしてから結びましょう。

 

ランニング・ジョギング

ランニングやジョギングは、大量の汗をかき、紫外線にも長時間さらされるため、頭皮や髪のダメージが大きくなります。また、ポニーテールなどきつく髪を結ぶことで、摩擦や牽引性の脱毛症のリスクも高まります。


ランニング・ジョギング後のヘアケアポイント

運動後は、すぐに汗を拭き取り、頭皮を清潔に保ちましょう。紫外線吸収スプレーや帽子を着用して、紫外線から髪を守ることが大切です。シャンプーは、洗浄力の高いアミノ酸系シャンプーを使用し、汗や皮脂をしっかり落としましょう。さらに、洗い流さないトリートメントで、紫外線によるダメージを補修しましょう。髪を結ぶ際は、きつすぎないヘアゴムを選び、こまめに結び直すようにしましょう。

 

ジムトレーニング

ジムトレーニングは、汗や皮脂の分泌が活発になるため、頭皮環境が悪化しやすくなります。また、マシンや器具との接触で、髪が傷むこともあります。


ジムトレーニング後のヘアケアポイント

トレーニング後は、速やかにシャワーを浴び、汗や皮脂を洗い流しましょう。シャンプーは、頭皮環境を整えるアミノ酸系シャンプーがおすすめです。また、タオルドライ後は、ドライヤーでしっかりと乾かし、頭皮の雑菌繁殖を防ぎましょう。ドライヤーを使う際は、冷風機能を活用し、熱によるダメージを軽減しましょう。ヘアオイルやヘアミルクで保湿ケアを行うのも効果的です。

 

水泳

水泳は、プールの水に含まれる塩素によって、髪が乾燥し、パサつきやすくなります。また、濡れた髪を長時間放置することで、キューティクルが剥がれ、ダメージが進行します。


水泳後のヘアケアポイント

プールから上がったら、すぐにシャワーで髪と頭皮をよくすすぎ、塩素を取り除きましょう。水泳用のシャンプートリートメントを使用することで、塩素によるダメージを軽減できます。その後、タオルで優しく水気を拭き取り、ドライヤーでしっかりと乾かしましょう。洗い流さないトリートメントやヘアオイルで、髪の保湿ケアを行いましょう。水泳帽を着用することで、塩素によるダメージを軽減できます。また、シリコン製のスイムキャップの下に、布製のスイムキャップを着用することで、摩擦によるダメージを軽減できます。

 

プロが教える!運動後ヘアケアの秘訣

運動後のヘアケア、基本的なステップは前述の通りですが、さらにワンランク上の美髪を目指すなら、プロが実践している秘訣をプラスしてみましょう。これらの秘訣を取り入れることで、運動によるダメージを最小限に抑え、より健康的で美しい髪を保つことができます。

 

頭皮環境を整える

健康な髪は健康な頭皮から生まれます。運動後は特に頭皮が汗や皮脂で汚れやすいので、頭皮環境を整えるケアが重要です。頭皮クレンジングを週1~2回取り入れて、毛穴の詰まりを解消しましょう。おすすめの頭皮クレンジングは、uka スカルプブラシ ケンザンと併用できるuka スカルプクレンジング Deep & Lightです。ケンザンで頭皮を優しくマッサージしながらクレンジングすることで、血行促進効果も期待できます。

 

栄養を内側から補給する

美しい髪を育てるためには、外側からのケアだけでなく内側からのケアも大切です。バランスの良い食事を心がけ、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素をしっかり摂取しましょう。特に、髪の発育に欠かせない栄養素を含むサプリメント、例えばDHC 亜鉛やFANCL パーフェクト スムージーなども効果的です。

 

スペシャルケアで集中補修

週に1~2回は、スペシャルケアとしてヘアマスクやトリートメントで集中的に髪を補修しましょう。おすすめは、ミルボンのディーセス エルジューダ MOです。タオルドライ後の髪に馴染ませるだけで、毛先までしっとりまとまりの良い髪に仕上がります。ダメージが気になる方は、洗い流さないトリートメントとしてモロッカンオイル トリートメントもおすすめです。少量を毛先に馴染ませることで、パサつきを抑え、ツヤを与えます。

 

ドライヤーテクニックを磨く

ドライヤーの使い方ひとつで、髪の仕上がりは大きく変わります。正しくドライヤーを使うことで、過度な乾燥を防ぎ、ツヤのある髪をキープできます。髪から20cmほど離し、根元から毛先に向かって風を当てましょう。完全に乾かす前に、冷風を当ててキューティクルを引き締めるのも効果的です。おすすめのドライヤーは、髪へのダメージを抑えるバイオプログラミング レプロナイザー 4D Plusです。

 

紫外線対策を徹底する

紫外線は髪の大敵です。屋外での運動時は、帽子や日傘などで紫外線対策を徹底しましょう。スプレータイプのUVカットスプレー、例えばアリミノ BSスタイリング スプレーなども手軽に使えて便利です。また、紫外線を浴びた後は、洗い流さないトリートメントなどでケアして、ダメージを最小限に抑えましょう。

 

睡眠の質を高める

質の良い睡眠は、健康な髪を育てる上で非常に重要です。睡眠不足は、髪の成長を阻害する原因となります。規則正しい生活を心がけ、十分な睡眠時間を確保しましょう。アロマオイルやリラックス効果のある入浴剤などを使って、睡眠の質を高める工夫もおすすめです。

 

自分に合ったヘアケアを見つける

髪質や運動の種類、頻度によって最適なヘアケアは異なります。色々な方法を試してみて、自分に合ったヘアケアを見つけることが大切です。美容師に相談してみるのも良いでしょう。自分の髪質に合ったシャンプーやトリートメントを選ぶことで、より効果的なケアができます。

これらの秘訣を参考に、運動後のヘアケアをさらに充実させて、いつまでも美しく健康な髪を保ちましょう!

 

まとめ

運動後のヘアケアは、美髪を保つためには欠かせないものです。汗や皮脂、紫外線、摩擦など、運動によって髪は様々なダメージを受けています。この記事では、運動後すぐできるヘアケアから、正しいシャンプー方法、おすすめのヘアケアアイテム、よくある間違い、ヘアスタイル別、運動の種類別のケア方法まで、幅広く解説しました。

特に重要なのは、運動後すぐに汗を優しく拭き取り、洗い流さないトリートメントなどで栄養を補給することです。シャンプーはぬるま湯で頭皮をマッサージするように洗い、すすぎ残しがないように丁寧に洗い流しましょう。アミノ酸系シャンプーやダメージ補修トリートメントの使用もおすすめです。熱いお湯での洗浄やゴシゴシこすり洗い、トリートメントの頭皮への塗布は避けましょう。

ロングヘアの方は摩擦を防ぐために髪を結んだりお団子ヘアにする、ショートヘアの方は頭皮ケアを重視するなど、ヘアスタイルに合わせたケアも大切です。また、水泳後はプールの塩素をしっかり洗い流すなど、運動の種類によっても適切なケアは異なります。これらのポイントを踏まえ、自分に合ったヘアケアを実践することで、運動後も美しい髪をキープしましょう。

 

 


本記事は、30年以上の豊富な経験を持つ美容師であり、全国にサロンを展開する経営者、高橋正和氏の監修のもと作成されました。
専門知識と実践経験に基づき、正確かつ実用的な情報を提供することを目指しています。

監修

高橋正和

高橋正和(美容師/サロン経営者)
30年以上の美容師歴を持ち、その技術と知識で多くの顧客を魅了しています。
全国に展開する美容サロンの経営者としても高く評価されています。
また、カットコンテストでの複数回の優勝や、ヘアーショーへの出演など美容業界に貢献しています。


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