1日中“サラサラ髪”を保つ方法｜プロが教える最強ケア＆キープ術

2024年10月23日

毎日美しいサラサラの髪を保ちたい方必見！髪のパサつきの原因を徹底的に解明し、朝から夜まで実践できる最強のヘアケア方法やキープ術をプロの視点からご紹介します。
正しいシャンプー方法や効果的なトリートメント選び、日中のスタイリングテクニック、さらには夜のスペシャルケアまで、1日中サラサラ髪を維持するための具体的なステップを詳しく解説。

日本国内で人気のヘアケアアイテムも厳選して紹介し、誰でも簡単に実践できる方法を提供します。
これを読めば、いつでも自信を持って美しい髪を披露できるようになります。

サラサラ髪の敵！パサつきの原因を徹底解明

髪の内部ダメージ

髪の内部ダメージは、主に髪のキューティクルの損傷によって引き起こされます。キューティクルは髪の表面を保護する役割を担っており、この部分が傷つくと水分が逃げやすくなり、髪がパサつきやすくなります。過度な熱処理や化学処理（パーマやカラーリングなど）はキューティクルを破壊し、内部からの乾燥を促進します。また、栄養不足も髪の健康に影響を与え、内部からの強度が低下する原因となります。

髪の外部ダメージ

外部ダメージは、環境要因や物理的な摩擦によって引き起こされます。紫外線や乾燥した空気は髪の水分を奪い、表面を乾燥させます。また、風や塩素水も髪の表面を傷つける要因となります。さらに、ブラッシングのしすぎやタオルドライ時のゴシゴシなど、物理的な摩擦も髪の表面を傷め、パサつきを増加させます。

間違ったヘアケア

ヘアケアの方法や製品選びのミスもパサつきの大きな原因です。例えば、熱に弱い髪に高温のドライヤーやヘアアイロンを使用すると、髪の水分が蒸発しやすくなります。また、自分の髪質や状態に合わないシャンプーやトリートメントを使用することも、髪のダメージを招きます。洗浄力が強すぎるシャンプーは必要な油分まで取り除いてしまい、乾燥を引き起こすことがあります。正しいヘアケア方法と適切な製品選びが、サラサラ髪を保つためには欠かせません。

1日中サラサラ髪を保つための朝のケア

正しいシャンプー方法で1日のスタートを

シャンプー前の予洗い

シャンプーを始める前に髪と頭皮の表面についた汚れやスタイリング剤をしっかりと落とすために予洗いを行いましょう。ぬるま湯で髪全体を軽く濡らし、指の腹を使って優しくマッサージするように洗います。これにより、シャンプーの泡立ちが良くなり、頭皮への負担を軽減します。

シャンプーの泡立て方

シャンプーをする際は、少量のシャンプーを手に取りしっかりと泡立ててから髪全体に広げることが重要です。泡で包み込むように洗うことで、頭皮に優しく、毛髪を傷めることなく汚れを落とすことができます。市販のシャンプーでも、ボリュームのある泡を作ることで効果的な洗浄が可能です。

すすぎ

シャンプー後は丁寧にすすぐことが大切です。すすぎ残しがあると、頭皮に負担がかかったり、髪がパサついたりする原因になります。少なくとも3回以上、しっかりと洗い流すよう心掛けましょう。お湯の温度はぬるま湯を使用し、熱すぎるお湯は避けることで、髪と頭皮を守ります。

トリートメントで髪に栄養補給

トリートメントの選び方

髪質や悩みに合わせて適切なトリートメントを選ぶことがサラサラ髪を保つための第一歩です。乾燥が気になる方は保湿成分が豊富なものを、ダメージが気になる方は補修効果の高いものを選びましょう。代表的なブランドとして、モロッカンオイルやアルクが人気です。

トリートメントの正しい使い方

トリートメントはシャンプー後、髪の中間から毛先にかけて均一に塗布し、しっかりと浸透させることが大切です。5〜10分程度放置してからよく洗い流します。これにより、髪に必要な栄養が行き渡り、1日中サラサラな髪をキープすることができます。

ドライヤーテクニックでサラサラ髪を実現

タオルドライで摩擦を軽減

シャンプー後のタオルドライでは、タオルを優しく押し当てるようにして水分を吸収させ、摩擦を避けることが重要です。ゴシゴシとこするのではなく、押すようにして水分を取り除くことで、髪のキューティクルを守り、サラサラ感を長持ちさせます。

ドライヤーの風量と温度設定

ドライヤーを使用する際は、風量を充分にし、温度を中程度に設定することがポイントです。高温すぎると髪が乾燥しやすくなるため、適切な温度で時間をかけて乾かすことで、髪へのダメージを最小限に抑えます。また、髪全体に均一に風を当てるよう心掛けましょう。

冷風の使い方

髪がほぼ乾いたら、最後に冷風モードを利用して髪を冷ますことをお勧めします。冷風を当てることで、髪のキューティクルが閉じてツヤが出やすくなり、1日中サラサラな仕上がりを維持できます。

日中のサラサラ髪キープ術

スタイリング剤の選び方と使い方

オイルタイプ

オイルタイプのスタイリング剤は、髪に潤いを与えつつ、ツヤをキープするのに最適です。手のひらに適量を取り、髪の中間から毛先にかけて均一に馴染ませることで、一日中サラサラな髪を維持できます。

資生堂プロフェッショナルサブリミックアクアインテンシブベルベットオイル

ミルクタイプ

ミルクタイプのスタイリング剤は、軽やかな仕上がりが特徴で、ベタつかず自然なツヤを演出します。例えば、TSUBASA（ツバサ）のヘアミルクは、日中の湿気による髪の広がりを抑え、しっとりとしたサラサラ感を長時間キープします。適量を手に取り、髪全体に軽くなじませることで、自然なスタイリングが可能です。

ビーエックス　ロレッタエメ《フレグランス・スタイリング》

ミストタイプ

ミストタイプのスタイリング剤は、髪に直接スプレーすることで素早くセットすることができます。昼間の外出前に使用することで、風や湿気に強いサラサラ髪を保つことができます。

タマリス　ソルティール　スタイリング

ブラッシングでサラサラ髪をキープ

ブラシの選び方

ブラシ選びも重要なポイントです。セラミックブラシやナイロンブリッスルのブラシは、髪へのダメージを軽減しつつ、効果的にスタイリングをサポートします。特に、日本国内で人気のピュアレーベルやコンバーのブラシは、品質が高く、サラサラ髪の維持に適しています。自分の髪質に合ったブラシを選ぶことで、より効果的なケアが可能です。

エスハートエススカルプブラシコムハード

紫外線対策でサラサラ髪を守る

日傘や帽子の活用

紫外線は髪のキューティクルを傷つけ、乾燥や広がりの原因となります。外出時には、日傘や帽子を積極的に活用することで、髪を紫外線から守り、サラサラな状態を長時間維持できます。特に、サロン品質の日傘やUVカット機能のある帽子を選ぶと効果的です。

UVカットスプレー

紫外線対策として、UVカットスプレーの使用も有効です。髪に直接スプレーすることで、紫外線から髪を守り、サラサラ感をキープします。外出前に髪全体に均一にスプレーするだけで、日中の紫外線ダメージを大幅に軽減できます。

ホーユーナインルーセントスプレー０

夜のスペシャルケアで翌日のサラサラ髪を約束

洗い流さないトリートメントで集中ケア

オイルタイプ

オイルタイプの洗い流さないトリートメントは、髪に深い潤いと栄養を与え、ダメージを補修します。特にアルガンオイルやホホバオイル配合の製品は、髪のキューティクルを整え、静電気を防いで翌日のサラサラ感を維持します。夜間に使用することで、オイルがしっかりと浸透し、髪を保護します。

ミルクタイプ

ミルクタイプのトリートメントは、軽いテクスチャーでありながら高い保湿力を持ち、髪に優しく栄養を補給します。シルクやコラーゲンが含まれているものは、髪の弾力性を保ち、朝の絡まりを防ぎます。低刺激性の製品を選ぶことで、敏感な頭皮にも安心して使用できます。

クリームタイプ

クリームタイプの洗い流さないトリートメントは、しっかりとした保湿効果があり、乾燥しがちな髪に最適です。特にダメージヘア専用のクリームは、髪の内部まで浸透し、潤いと弾力を与えます。寝る前にしっかりと塗布することで、朝まで持続するサラサラ感を実感できます。

ナイトキャップで摩擦と乾燥を防ぐ

シルク素材

シルク素材のナイトキャップは、髪への摩擦を最小限に抑え、切れ毛や枝毛を防ぎます。また、シルクは自然な保湿効果があり、髪の水分を逃がさずに保つため、翌日のサラサラ感をキープします。高品質なシルクキャップを選ぶことで、快適な睡眠環境を保つことができます。

コットン素材

コットン素材のナイトキャップは、通気性に優れており、頭皮の湿度を適切に保ちます。シルクほどの滑らかさはありませんが、コットンは吸湿性が高く、髪の余分な油分や汗を吸収することで、清潔な状態を保ちます。洗いやすく、繰り返し使用できる点も魅力です。

睡眠環境を整えてサラサラ髪を育む

適切な湿度管理

適切な湿度管理は、髪の乾燥を防ぎ、サラサラ感を維持するために重要です。特に冬場や乾燥した季節には、加湿器を使用して室内の湿度を50〜60%に保つことで、髪の水分バランスを整えます。湿度が適切な環境では、髪が乾燥せず柔軟性を保つことができます。

睡眠時間

十分な睡眠時間は、髪の健康に直結します。睡眠中に成長ホルモンが分泌され、髪の再生が促進されます。毎晩7〜8時間の質の高い睡眠を確保することで、髪が強く健康に育ち、翌日のサラサラ感を自然に保つことができます。

まとめ

1日中サラサラ髪を保つためには、正しいシャンプーやトリートメントの選択と使用方法が基本です。また、朝のドライヤーの使い方や日中のスタイリング剤の選び方、紫外線対策など細やかなケアが重要になります。夜は洗い流さないトリートメントやナイトキャップを活用し、睡眠環境を整えることで翌朝の髪の状態が大きく変わります。おすすめのヘアケアアイテムを取り入れ、継続的に実践することで、健康的でサラサラな髪を一日中キープしましょう。自分に合った方法を見つけ、プロのアドバイスを参考にすることで、理想の髪質を手に入れることが可能です。

本記事は、30年以上の豊富な経験を持つ美容師であり、全国にサロンを展開する経営者、高橋正和氏の監修のもと作成されました。
専門知識と実践経験に基づき、正確かつ実用的な情報を提供することを目指しています。

監修
	高橋正和（美容師／サロン経営者） 30年以上の美容師歴を持ち、その技術と知識で多くの顧客を魅了しています。全国に展開する美容サロンの経営者としても高く評価されています。また、カットコンテストでの複数回の優勝や、ヘアーショーへの出演など美容業界に貢献しています。